专利摘要:
本開示の化合物は、アデノシンレセプターアンタゴニストとしての式(I)の縮合ピリミジン環化合物、その互変異性体、多形体、立体異性体、プロドラッグ、溶媒和物、または薬学的に許容可能なその塩、に関する。これらの合成方法も開示する。
公开号:JP2011515460A
申请号:JP2011501343
申请日:2009-03-23
公开日:2011-05-19
发明作者:アニール・パンマンド;ヴィディヤ・ラムダス;ヴェンカタ・パレ;スジャイ・バスー;ディネシュ・バラウカル;ミーナ・パテル;ヨゲシュ・ワーマン
申请人:アドヴィナス・セラピューティックス・プライベート・リミテッド;
IPC主号:C07D473-06
专利说明:

[0001] 本発明は、一連の新規な置換縮環ピリミジン化合物、その互変異性体、多形体、立体異性体、プロドラッグ、溶媒和物、もしくは薬学的に許容可能なその塩、これらを含有する医薬組成物、および、アデノシンレセプター(AR)活性介在性の病気および疾患の治療方法に関する。これらの化合物は、アデノシンレセプターの拮抗作用によって改善され得る病気および疾患、例えば、喘息、慢性閉塞性肺疾患、血管形成、肺線維症、肺気腫、アレルギー性疾患、炎症、再かん流障害、心筋虚血、アテローム性動脈硬化症、高血圧、うっ血性心不全、網膜症、糖尿病、肥満、炎症性の胃腸系障害、および/または自己免疫疾患などを、治療、予防、または緩和に有用である。]
背景技術

[0002] 炎症反応および免疫反応は、微生物による汚染から宿主を保護し、組織の損傷部位の壊死組織片を除去するが、重大な組織の損傷にも関与する。したがって、過度に増強された免疫反応による損傷を制御する調節機構が働く。損傷部位および炎症部位で産生されるプリンヌクレオシドであるアデノシンが、炎症反応の調節および炎症性組織の破壊において中心的な役割を有することがますます明らかとなってきた。]
[0003] アデノシンは、偏在性のプリンヌクレオシドであり、多くの生物学的プロセス、例えば、細胞増殖およびタンパク質の代謝などに極めて重要な役割を果たす(European Journal of Pharmacology 533 (2006) 77-88)。アデノシンは、マスト細胞などの免疫細胞、単球、マクロファージ、好中球、好酸球、リンパ球、気道平滑筋細胞、内皮細胞、および気道上皮に作用する。アデノシンは、通常、ヒト組織に低濃度で存在するが、代謝性侵襲に応答して、例えば、炎症性事象の過程または組織低酸素に直面すると、アデノシン組織濃度の急速な増加が起こる。一旦生成されると、アデノシンは、そのレセプターと相互作用することによってその生物学的活性を発現する(Jacobson and Gao, 2006)。アデノシンレセプター(AR)には、A1、A2A、A2B、およびA3として知られる4つのサブタイプが存在する。長い間、アデノシンレセプターによって活性化された細胞内シグナルには、アデニルシクラーゼの刺激または阻害のいずれかが含まれることが知られてきた。一般に、A1およびA3レセプターは、百日咳毒素阻害性Gi共役シグナル伝達プロテインに連結する一方、A2(A2AおよびA2B)レセプターは、Gαに連結するレセプターであり、アデニルイルシクラーゼおよびcAMPを刺激する。]
[0004] 虚血および炎症の過程におけるアデノシンの蓄積により、組織が損傷から保護される(Linden et al, 2001))。アデノシンは、生物活性ヌクレオチドであるアデノシントリホスフェート(ATP)、アデノシンジホスフェート(ADP)、アデノシンモノホスフェート(AMP)、および環状アデノシンモノホスフェート(cAMP)、ならびに生化学的メチル化剤であるS-アデノシル-L-メチオニンに構造的および代謝的の両方で関わり、コエンザイムNAD、FAD、およびコエンザイムA、ならびにRNAに構造的に関わる。アデノシンおよびこれらの関連化合物は共に、細胞代謝の多くの側面の調節において重要である(Poulsen and Quinn, 1998)。]
[0005] アデノシンの信号伝達は、アポトーシス機能、血管形成機能、および炎症誘発機能に役立つこと、ならびに喘息および慢性塞栓性肺疾患の発症およびに関連する可能性があることが知られている(Trendsin Pharmacological Sciences, Vol.24, No.8, August 2003)。細胞外のアデノシンは、体内において一般的な細胞保護作用を有する局所的な調節物質として作用する。その細胞保護および細胞修復効果は、4つのカテゴリーに分類される。酸素の供給の需要に対する割合、細胞調整による虚血性障害からの保護、抗炎症性応答の誘発、および血管形成の促進である。]
[0006] A2Bアデノシンレセプターサブタイプ(Feoktistov, I., Biaggioni, I. Pharmacol. Rev. 1997, 49, 381-402を参照)は、ヒトおよびマウスのさまざまな組織で確認されており、血管緊張、平滑筋の増殖、血管形成、肝臓におけるグルコース生産、排便、小腸分泌、およびマスト細胞の脱顆粒現象の調節に関与している。]
[0007] A2Bレセプターは、マスト細胞の活性化および喘息、血管緊張の制御、細胞増殖の調節、腸機能、および神経分泌の変調に関係があるとされてきた(Pharmacological Reviews Vol. 49, No. 4)。]
[0008] A2Bレセプターは、マスト細胞の機能を調節する。アデノシンは、アデニル酸シクラーゼおよびプロテインキナーゼCを活性化し、マウス骨髄に由来するマスト細胞中の刺激されたメディエータ放出作用を増強する(TiPS - April 1998 (Vol. 19))。HMC−1中のA2Bレセプターを活性化させると、IL−8の放出が増強され、IL−8のPMA誘発分泌が促進される。こうして、アデノシンは、マスト細胞に作用して炎症誘発性メディエーターの放出を強化することによって、喘息反応に寄与するものと考えられる(Pulmonary Pharmacology & Therapeutics 1999, 12, 111-114)。COPDでは、肺繊維芽細胞の筋線維芽細胞への転換が主要なメカニズムであると考えられている。A2BARの活性化は、このプロセスに関与している。選択的なA2Bアンタゴニストは、肺繊維芽細胞に有益な効果を有することが期待される(Curr. Drug Targets, 2006, 7, 699-706; Am. J. Resper. Cell. Mol. Biol., 2005, 32, 228)。A2Bアンタゴニストは、創傷治癒剤として使用することができる。A2BARを活性化すると、血管形成因子の放出が増加されることによって血管形成が促進され、また、A2Bアンタゴニストは、血管形成の阻止に有用である(Circ. Res., 2002, 90, 531-538)。A2BARは、心臓線維芽細胞(CF)の増殖の阻止に関与している可能性がある(Am.J. Physiol. Heart Circ. Physiol., 2004, 287, H2478-H2486)。アデノシンは、腸管上皮におけるCl-分泌を刺激するため、嚢胞性線維症患者のCFTR変異による治療可能性が示唆されている(Am. J. Respir. Cell Mol. Biol., 2008, 39, 190-197)。親和性が高いA2Bアンタゴニストは、A2Bの痛覚における役割を示唆するホットプレートモデルにおいて有効であり、潜在的な鎮痛剤として使用することができる(The J. of Pharmacol. and Exp. Ther., 2004, 308, 358-366)。]
[0009] A2Bレセプターは、IL−6の放出に関与する。IL−6がアルツハイマー病において疾患に関連する炎症プロセスで役割を有することを示唆する証拠がますます増加している。したがって、A2Bレセプターアンタゴニストは、アルツハイマー病において有用である可能性がある。]
[0010] A2BARは、Na+に結合したグルコースまたはグルタミンの吸収過程における酸化窒素産生の活性化に関与している。A2BARは、アゴニスト活性化後の幹細胞中のグルコース産生に関与している。A2Bレセプターアンタゴニストは、in-vivoでアデノシン緊張を高めた場合およびin-vitroでインシュリン放出を高めた場合の条件下で、主として血漿中インシュリン濃度を高めることによる抗糖尿病性能力を示した(J Pharm. Pharmacol. 2006 Dec; 58(12):1639-45)。このように、A2Bアンタゴニストは、この代謝障害の治療のための新規な標的として働き得る。]
[0011] A2Bレセプターは、TNF−αの負の調節剤であり、したがって、A2Bアゴニストは、敗血症の管理における用途を有する可能性がある。]
[0012] A2BARは、心臓線維芽細胞機能のアデノシンを介した阻害のためにも重要である。アデノシンレセプターアゴニストは、心臓リモデリングにおけるA2Bレセプターの役割および心臓疾患における異常増殖を示すA2Bレセプターの薬理学において、ラットの心臓線維芽細胞を阻害する。アデノシンA2Bレセプターを活性化するかまたはアデノシン濃度を高める薬剤は、MI後の心臓リモデリングを予防するための新たな有力候補である(Circulation. 2006 Oct 31; 114(18): 1923-32. Epub 2006 Oct 16)。]
[0013] 性的不全患者の海綿体中にアデノシンを直接注入すると、短期間の勃起が得られる。この効果がヒトにおけるA2Bレセプターによっても媒介されるならば、局所的に与えることができる安定で選択的なアゴニストを開発することが可能となり得る。]
[0014] 毛髪の真皮乳頭細胞(CAC)中のアデノシンレセプター介在性シグナル伝達経路は、A2Bレセプターを介するミノキシジル誘発性育毛に寄与する(J. Invest. Dermatol. 2007 Jun;127(6):1318-25. Epub 2007 Feb 15)。したがって、A2BアゴニストDPC中のFGF−7の上方調節によって育毛を刺激する可能性がある。]
[0015] アデノシンレセプターによって媒介されるこれらの生理学的効果を鑑みて、近年、いくつかのA2Bレセプターアンタゴニストが、喘息、気管支収縮、アレルギー性疾患、高血圧、アテローム性動脈硬化症、再潅流障害、心筋虚血、網膜症、炎症、胃腸系障害、細胞増殖疾患、および/または糖尿病の治療または予防のために開示されている。例えば、O2008002902、WO2007149277、WO2007017096、WO2007109547、WO2006091896、WO2006015357、WO2005042534、WO2005021548、WO2004106337、WO2003000694、WO2003082873、WO2003006465、WO2003053361、WO2003002566、WO2003063800、WO2003042214、WO2003035639、EP1283056、WO200073307、WO2000125210、WO2000073307、US20050119287、US20060281927を参照されたい。]
[0016] 本発明の化合物は、A2Bアデノシンレセプターの潜在的なアンタゴニストであり、したがって、本明細書において上述した疾患の治療において使用することができることが見出された。]
[0017] 通常の生理的条件下で、A1ARは、鎮静期にあるが、ストレス状態、例えば、虚血、炎症、典型的にはヒトの喘息における炎症性気道に関わる炎症などにおいてで上方調節される。A1ARは、ヒトの喘息における気道上皮および肺平滑筋において上方調節される。A1ARは、喘息(APCを含む)、ヒト気道上皮細胞および肺平滑筋細胞、リンパ球、マスト細胞、好中球、単球、マクロファージ、繊維芽細胞、ならびに内皮細胞の病態生理において重要である多くのヒト細胞型に関して記述されてきた。これらのさまざまな細胞型においてA1ARを活性化すると、気道過敏性、炎症、および気道リモデリングをもたらすメディエーターおよびサイトカインの放出が誘起される。ヒト喘息肺細胞上のA1ARを活性化すると、気管支収縮が起こる。ヒト気道上皮細胞では、A1ARを活性化すると、粘液分泌過多に関与するMUC2遺伝子の発現の増加が引き起こされる。さらに、多くのさまざまなヒト細胞上のA1ARを活性化すると、炎症誘発効果が得られる。これらを総合すると、ヒト細胞におけるA1ARの作用は、A1ARアンタゴニストが炎症性疾患において潜在的な治療的役割を果たし得ることを示唆している(C N Wilson, British J. of Pharm., 2008, 155, 475-86およびその引用文献)。A1ARアンタゴニストは、喘息および炎症のげっ歯類モデルにおいて有効性が示されている(J. Pharmacol. Exp. Ther. 315, 329-336, 2005; Eur. J. Pharmacol., 551, 116-124, 2006)。A1アンタゴニストは、高血圧、うっ血性心不全などの潜在的なメカニズムが利尿にある疾患において治療可能性を有することも示されている。これらの適応症のために、いくつかの化合物の開発が進められている(J. Am. Soc. Nephrol. 10, 714-720, 1999;Circulation, 105, 1348-1353, 2002; J. Pharmacol. Exp. Ther. 308, 846-856, 2004)。]
[0018] A1ARアンタゴニストは、梗塞面積を低減することが報告されている。梗塞面積を低減するA1ARアンタゴニストの能力は、A2BAR拮抗作用によっても媒介されていることが示唆されている(Circulation, 1996, 9, 94; J. Pharmacol. Exp. Ther., 2000, 292, 3, 929-938)。]
[0019] A3ARを活性化すると、好塩基球からの予備形成されたメディエーターの放出、気管支収縮、気道への好酸球遊走、および動物の粘液分泌過多が誘発され、A3ARアンタゴニストを、抗喘息薬として開発することが推奨されてきた(FishmanおよびBar-Yehuda、2003;NadeemおよびMustafa、2006年)。A3ARアンタゴニストは、心臓保護(Vasc. Pharmacol., 2005, 42, 271; J. Pharm. Exp. Ther., 2006, 319, 1200)を含むさまざまな疾患および癌(WO200010391)において治療的役割を果たすことも示されている。]
[0020] いくつかのARが、喘息/COPD疾患の病態生理学において示唆されてきたため、多重のARアンタゴニストが治療的に有利である可能性がある。]
[0021] WO2000/10391号パンフレット]
先行技術

[0022] Curr. Drug Targets, 2006, 7, 699-706
J. Pharmacol. Exp. Ther., 2000, 292, 3, 929-938]
発明が解決しようとする課題

[0023] 本発明の化合物のいくつかが、ARの非選択的アゴニストであり、したがって、上述した疾患の治療において利用することができることが明らかとなった。]
課題を解決するための手段

[0024] さまざまな実施態様において、本発明は、式(I):



の化合物、またはその互変異性体、多形体、立体異性体、プロドラッグ、溶媒和物、薬学的に許容可能なその塩、これらを含有する医薬組成物、ならびに、アデノシンA2B、またはその互変異性体、多形体、立体異性体、プロドラッグ、溶媒和物、薬学的に許容可能なその塩のレセプター活性が介在する病気および疾患を治療する方法を提供する。
式中、
Yは、NまたはCHから選択され;
R1およびR2は、独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシアルキル、カルボキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリールアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、およびヘテロシクリルアルキルからなる群から選択され
[この場合において、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシアルキル、カルボキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリールアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、およびヘテロシクリルアルキルは、非置換であるか、または、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルケニル、アシル、アシルアミノ、アシルオキシ、アミノ、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリールアミノ、シクロアルキルアミノ、ヘテロアリールアミノ、ヘテロシクリルアミノ、アミノカルボニル、アルコキシカルボニルアミノ、アジド、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ケト、チオカルボニル、カルボキシ、アルキルカルボキシ、カルボキシアルキル、-SO3H、アリール、アリールオキシ、シクロアルキルオキシ、ヘテロアリール、アミノカルボニルアミノ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシ、ヒドロキシアミノ、アルコキシアミノ、ニトロ、-S(O)2NRaRa、-NRaS(O)2Ra、もしくは-S(O)pRbで置換されている
(この場合において、各置換基は、非置換であるか、または、アルキル、カルボキシ、カルボキシアルキル、アミノカルボニル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロゲン、CF3、アミノ、置換アミノ、シアノ、および-S(O)pRcから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されており;
この場合において、各Raは、水素、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、およびヘテロシクリルアルキルからなる群から独立に選択され;
Rbは、水素、アルキル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリルであり;
Rcは、アルキル、アリール、またはヘテロアリールであり、
pは0、1、または2である)];
R3は、水素およびアルキルからなる群から選択され
[この場合において、アルキルは、非置換であるか、または、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルケニル、アシル、アシルアミノ、アシルオキシ、アミノ、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリールアミノ、シクロアルキルアミノ、ヘテロアリールアミノ、ヘテロシクリルアミノ、アミノカルボニル、アルコキシカルボニルアミノ、アジド、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ケト、チオカルボニル、カルボキシ、アルキルカルボキシ、カルボキシアルキル、カルボキシアルキルオキシ、アルキルカルボキシアルキルオキシ、-SO3H、アリール、アリールオキシ、シクロアルキルオキシ、ヘテロアリール、アミノカルボニルアミノ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシ、ヒドロキシアミノ、アルコキシアミノ、CF3、ニトロ、-S(O)2NRaRa、-NRaS(O)2Ra、もしくは-S(O)pRbで置換されている
(この場合において、各置換基は、非置換であるか、または、アルキル、カルボキシ、カルボキシアルキル、アミノカルボニル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロゲン、CF3、アミノ、置換アミノ、シアノ、および-S(O)pRcから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されており;
この場合において、各Raは、水素、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、およびヘテロシクリルアルキルからなる群から独立に選択され;
Rbは、水素、アルキル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリルであり;
Rcは、アルキル、アリール、またはヘテロアリールであり、
pは0、1、または2である)];
Xは、非置換もしくは置換のアリーレンであるかまたは非置換もしくは置換のヘテロアリーレンであるかのいずれかであり;
Aは、-O-、-C(O)NR4、-NR4C(O)-、および-(CR5R6)q-(qは、1または2であり、R4は、水素およびアルキルからなる群から選択される)からなる群から選択され
[この場合において、アルキルは、非置換であるか、または、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルケニル、アシル、アシルアミノ、アシルオキシ、アミノ、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリールアミノ、シクロアルキルアミノ、ヘテロアリールアミノ、ヘテロシクリルアミノ、アミノカルボニル、アルコキシカルボニルアミノ、アジド、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ケト、チオカルボニル、カルボキシ、アルキルカルボキシ、カルボキシアルキル、-SO3H、アリール、アリールオキシ、シクロアルキルオキシ、ヘテロアリール、アミノカルボニルアミノ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシ、ヒドロキシアミノ、アルコキシアミノ、CF3、ニトロ、-S(O)2NRaRa、-NRaS(O)2Ra、および-S(O)pRbで置換されており
(この場合において、各置換基は、非置換であるか、または、アルキル、カルボキシ、カルボキシアルキル、アミノカルボニル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロゲン、CF3、アミノ、置換アミノ、シアノ、および-S(O)pRcから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されており;
この場合において、各Raは、水素、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、およびヘテロシクリルアルキルからなる群から独立に選択され;
Rbは、水素、アルキル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリルであり;
Rcは、アルキル、アリール、またはヘテロアリールであり、
pは0、1、または2である);
R5およびR6は、水素、ハロゲン、アルキル、ヒドロキシル、アルコキシ、および-C(O)R7からなる群から独立に選択される
(この場合において、アルキルおよびアルコキシは、非置換であるか、または、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、もしくはCF3で置換されている)か、
あるいは、
R5およびR6は、一緒になってO、S、またはシクロアルキルを表す
(この場合において、R7は、ヒドロキシル、および非置換または置換のアミノから選択され;mおよびnは、独立に、0、1、2、3、4、5、および6から選択される)];
Bは、非置換または置換のアルキニル、非置換または置換のアルケニル、非置換または置換のシクロアルキル、および非置換または置換のヘテロシクリルからなる群から選択され;かつ、
Dは、置換アリール、置換ヘテロアリール、置換アリールアルキル、置換ヘテロアリールアルキル、置換シクロアルキルアルキル、および置換ヘテロシクリルアルキルからなる群から選択される
[この場合において、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、およびヘテロシクリルアルキルは、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルケニル、アシル、アシルアミノ、アシルオキシ、アミノ、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリールアミノ、シクロアルキルアミノ、ヘテロアリールアミノ、ヘテロシクリルアミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アジド、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、CF3、OCF3、ケト、チオカルボニル、カルボキシ、アルキルカルボキシ、カルボキシアルキル、-SO3H、アリール、アリールオキシ、シクロアルキルオキシ、ヘテロアリール、アミノカルボニルアミノ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシ、ヒドロキシアミノ、アルコキシアミノ、ニトロ、-C(O)R、-S(O)2NRaRa、-NRaS(O)2Ra、および-S(O)pRbから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されている
(この場合において、各置換基は、非置換であるか、または、アルキル、カルボキシ、カルボキシアルキル、アミノカルボニル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロゲン、CF3、OCF3、アミノ、置換アミノ、シアノ、および-S(O)pRcから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されており;
この場合において、Rは、水素、ヒドロキシル、アルキル、アルコキシ、アミノ、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、およびヘテロシクリルからなる群から選択され;
各Raは、水素、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、およびヘテロシクリルアルキルからなる群から独立に選択され;
Rbは、水素、アルキル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリルであり;
Rcは、アルキル、アリール、またはヘテロアリールであり、
pは0、1、または2である)]。]
[0025] 本発明は、AR2BAR拮抗作用とは異なる、A1、A2A、およびA3などの他のAR拮抗作用をも有する式(I)の化合物の化合物、またはその互変異性体、多形体、立体異性体、プロドラッグ、溶媒和物、薬学的に許容可能なその塩も提供する。]
[0026] 本発明は、式(I)の化合物を製造する方法にも関する。本発明の主題のこれらのおよび他の特徴、側面、および利点は、以下の記述および添付の特許請求の範囲を参照することによってよりよく理解されるであろう。本要約は、単純化した形で選択した概念を導入するものである。本要約は、請求項に記載の主題の鍵となる特徴または必須の特徴を特定することを意図するものではなく、請求項に記載の発明特定事項を限定することを意図するものでもない。]
[0027] [定義]
本明細書において示した構造式および本明細書の開示において、以下の用語は、特に別段の指定がない限り、以下に指定する意味を有する。]
[0028] 本明細書において用語「非置換または置換の」は、問題となる基が置換されているか、あるいは特定した置換基の1つ以上で置換されているかのいずれかであることを意味する。問題となる基が1つ以上の置換基で置換されている場合、その置換基は、同じであっても異なっていてもよい。]
[0029] 用語「アルキル」は、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19または20個の炭素原子、好ましくは、1、2、3、4、5、6、7、8、9、または10個の炭素原子、より好ましくは1、2、3、4、5、または6個の炭素原子を有する、分岐状または非分岐状の飽和炭化水素鎖の一価の基を言う。この用語は、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、t−ブチル、n−ヘキシル、n−デシル、テトラデシルなどの基によって例示される。]
[0030] 用語「アルキレン」は、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19または20個の炭素原子、好ましくは、1、2、3、4、5、6、7、8、9、または10個の炭素原子、より好ましくは1、2、3、4、5または6個の炭素原子を有する、分岐状または非分岐状の飽和炭化水素鎖の二価の基を言う。この用語は、メチレン(−CH2−)、エチレン(−CH2CH2−)、プロピレン異性体(たとえば、−CH2CH2CH2−および−CH(CH3)CH2−)などのような基によって例示される。]
[0031] 用語「置換アルキル」および「置換アルキレン」は、以下を言う。
1)上述により定義したアルキル基またはアルキレン基であって、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルケニル、アシル、アシルアミノ、アシルオキシ、アミノ、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリールアミノ、ヘテロアリールアミノ、アミノカルボニル、アルコキシカルボニルアミノ、アジド、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、ケト、チオカルボニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、-SO3H、アリール、アリールオキシ、ヘテロアリール、アミノカルボニルアミノ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシ、ヒドロキシアミノ、アルコキシアミノ、ニトロ、-S(O)2NRaRa、-NRaS(O)2Ra、および-S(O)pRbからなる群から選択される1、2、3、4または5個の置換基、好ましくは1、2、または3個の置換基を有する基。この場合において、各Raは、水素、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、およびヘテロシクリルオキシからなる群から独立に選択され;Rbは、水素、アルキル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリルである。別段の定義がない限り、置換基はいずれも、アルキル、カルボキシ、カルボキシアルキル、アミノカルボニル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロゲン、CF3、アミノ、置換アミノ、シアノ、および-S(O)pRcから選択される1、2、または3個の置換基によって場合によりさらに置換されていてもよい。この場合において、Rcは、アルキル、アリール、またはヘテロアリールであり、pは0、1、または2である。
2)上述により定義したアルキル基またはアルキレン基であって、酸素、硫黄、およびNRd-(式中、Rdは、水素、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、シクロアルケニル、アリール、ヘテロアリールおよびヘテロシクリルから選択されるか、またはカルボニルアルキル、カルボキシエステル、カルボキシアミド、およびスルホニルから選択される基である)から独立して選択された1、2、3、4、5、6、7、8、9、または10個の原子が割り込んでいる基。置換基はいずれも、場合によって、アルキル、アリール、アルコキシ、ハロゲン、CF3、アミノ、置換アミノ、シアノ、または-S(O)pRc(式中、Rcは、アルキル、アリールまたはヘテロアリールであり、pは、0、1、または2である)でさらに置換されてもよい。
3)上述により定義したアルキル基またはアルキレン基であって、1、2、3、4または5個の上述により定義した置換基を有し、かつ、上述により定定義したように1、2、3、4、5、6、7、8、9、または10個の原子が割り込んでいる基。]
[0032] 用語「アルケニル」は、好ましくは2〜20個の炭素原子、より好ましくは2〜10個の炭素原子、さらにより好ましくは2〜6個の炭素原子と、2〜6個の、好ましくは1個の二重結合(ビニル)とを有する、分岐状または非分岐状の一価の不飽和非環式炭化水素基を言う。好ましいアルケニル基として、エテニルすなわちビニル(-CH=CH2)、1−プロピレンすなわちアリル(-CH2CH=CH2)、イソプロピレン(-C(CH3)=CH2)、ビシクロ[2.2.1]ヘプテンなどが挙げられる。]
[0033] 用語「アルケニレン」は、好ましくは2〜20個の炭素原子、より好ましくは2〜10個の炭素原子、さらにより好ましくは2〜6個の炭素原子と、2〜6個の、好ましくは1個の二重結合(ビニル)とを有する、分岐状または非分岐状の二価の不飽和非環式炭化水素基を言う。]
[0034] 用語「置換アルケニル」は、上述により定義したアルケニル基であって、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルケニル、アシル、アシルアミノ、アシルオキシ、アミノ、アミノカルボニル、アルコキシカルボニルアミノ、アジド、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、チオカルボニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、-SO3H、アリール、アリールオキシ、ヘテロアリール、アミノカルボニルアミノ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシ、ヒドロキシアミノ、アルコキシアミノ、ニトロ、-S(O)2NRaRa、-NRaS(O)2Ra、および-S(O)pRbからなる群から選択される1、2、3、4または5個の置換基、好ましくは1、2、または3個の置換基を有する基を言う。この場合において、各Raは、水素、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、およびヘテロシクリルオキシからなる群から独立に選択され;Rbは、アルキル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリルであり、pは0、1、または2である。別段の定義がない限り、置換基はいずれも、アルキル、カルボキシ、カルボキシアルキル、アミノカルボニル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロゲン、CF3、アミノ、置換アミノ、シアノ、および-S(O)pRcから選択される1、2、または3個の置換基によって場合によりさらに置換されていてもよい。この場合において、Rcは、アルキル、アリール、またはヘテロアリールであり、pは0、1、または2である。]
[0035] 用語「アルキニル」は、好ましくは2〜20個の炭素原子、より好ましくは2〜10個の炭素原子、さらにより好ましくは2〜6個の炭素原子を有し、2〜6個、好ましくは1個のアセチレン(三重結合)不飽和部位を有する、分岐状または非分岐状の一価の不飽和非環式炭化水素基を言う。好ましいアルキニル基として、エチニル(-C≡CH)、プロパルギル(またはプロパ−1−イン−3−イル、-CH2C≡CH)などが挙げられる。]
[0036] 用語「アルキニレン」は、好ましくは2〜20個の炭素原子、より好ましくは2〜10個の炭素原子、さらにより好ましくは2〜6個の炭素原子を有し、2〜6個、好ましくは1個のアセチレン(三重結合)不飽和部位を有する、分岐状または非分岐状の二価の不飽和非環式炭化水素基を言う。]
[0037] 用語「置換アルキニル」は、先に定義したアルキニル基であって、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルケニル、アシル、アシルアミノ、アシルオキシ、アミノ、アミノカルボニル、アルコキシカルボニルアミノ、アジド、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、ケト、チオカルボニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、-SO3H、アリール、アリールオキシ、ヘテロアリール、アミノカルボニルアミノ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシ、ヒドロキシアミノ、アルコキシアミノ、ニトロ、-S(O)2NRaRa、-NRaS(O)2Ra、および-S(O)pRbからなる群から選択される1、2、3、4または5個の置換基、好ましくは1、2、または3個の置換基を有する基を言う。この場合において、各Raは、水素、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、およびヘテロシクリルオキシからなる群から独立に選択され;Rbは、アルキル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリルであり、pは0、1、または2である。別段の定義がない限り、置換基はいずれも、アルキル、カルボキシ、カルボキシアルキル、アミノカルボニル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロゲン、CF3、アミノ、置換アミノ、シアノ、および-S(O)pRcから選択される1、2、または3個の置換基によって場合によりさらに置換されていてもよい。この場合において、Rcは、アルキル、アリール、またはヘテロアリールであり、pは0、1、または2である。]
[0038] 用語「シクロアルキル」は、部分的に不飽和を含んでいてもよい単環または複数の縮合環を有する、3〜20個の炭素原子を有する炭素環基を言う。そのようなシクロアルキル基の例示として、単環構造、たとえば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロペンテニル、シクロヘキシル、シクロヘキセニル、シクロオクチルなど、複数の環構造、たとえば、アダマンタニル、ビシクロ[2.2.1]ヘプタン、1,3,3-トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ-2-イル、(2,3,3-トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタ-2-イル)、またはアリール基が縮環した炭素環基、たとえば、インダンなどが挙げられる。前述したシクロアルキル環において、1個または2個のメチレン基がC(O)で置き換わっていてもよい。]
[0039] 用語「置換シクロアルキル」は、アルキル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルケニル、アシル、アシルアミノ、アシルオキシ、アミノ、アミノカルボニル、アルコキシカルボニルアミノ、アジド、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、オキソ、チオカルボニル、アリール、アリールオキシ、ヘテロアリール、アミノスルホニル、アミノカルボニルアミノ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシ、ヒドロキシアミノ、アルコキシアミノ、ニトロ、-C(O)R、および-S(O)pRbからなる群から選択される1、2、3、4または5個の置換基、好ましくは1、2または3個の置換基を有するシクロアルキル基を言う。この場合において、Rは、水素、ヒドロキシル、アルコキシ、アルキル、シクロアルキル、およびヘテロシクリルオキシであり、Rbは、アルキル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリルであり、pは0、1、または2である。別段の定義がない限り、置換基はいずれも、アルキル、カルボキシ、カルボキシアルキル、アミノカルボニル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロゲン、CF3、アミノ、置換アミノ、シアノ、および-S(O)pRcから選択される1、2、または3個の置換基によって場合によりさらに置換されていてもよい。この場合において、Rcは、アルキル、アリール、またはヘテロアリールであり、pは0、1、または2である。]
[0040] 「ハロゲン」または「ハロ」は、単独で、あるいは他の用語との組合せで、ハロゲン、例えば、クロロ(Cl)、フルオロ(F)、ブロモ(Br)、およびヨード(I)を言う。
「ハロアルキル」は、1〜6個の炭素原子を有する直鎖または分岐のハロアルキル基を言う。アルキル基は、部分的にハロゲン化されていても全部がハロゲン化されていてもよい。ハロアルキル基の代表的な例には、これらだけに限定されないが、フルオロメチル、クロロメチル、ブロモメチル、ジフルオロメチル、ジクロロメチル、ジブロモメチル、トリフルオロメチル、トリクロロメチル、2-フルオロエチル、2-クロロエチル、2-ブロモエチル、2,2,2-トリフルオロエチル、3-フルオロプロピル、3-クロロプロピル、3-ブロモプロピルなどが含まれる。]
[0041] 用語「アルコキシ」は、基:R’’’-O-(式中、R’’’は、場合によって置換されていてもよいアルキルもしくは場合によって置換されていてもよいシクロアルキル、または場合によって置換されていてもよいアルケニルもしくは場合によって置換されていてもよいシクロアルキニル、または場合によって置換されていてもよいシクロアルケニルであり、この場合において、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、およびシクロアルケニルは、本明細書において定義したとおりである)を言う。アルコキシ基の代表例には、これらだけに限定されないが、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、tert−ブトキシ、sec−ブトキシ、n−ペントキシ、n−ヘキソキシ、1,2−ジメチルブトキシ、トリフルオロメトキシなどが含まれる。]
[0042] 用語「アミノカルボニル」は、基:-C(O)NR’R’(式中、各R’は、独立に、水素、アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリルであるか、または2個のR基が結合して複素環基(たとえば、モルホリノ)を形成している)を言う。別段の定義がない限り、置換基はいずれも、場合によって、アルキル、カルボキシ、カルボキシアルキル、アミノカルボニル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロゲン、CF3、アミノ、置換アミノ、シアノ、および-S(O)pRc(式中、Rcは、アルキル、アリールまたはヘテロアリールであり、pは、0、1、または2である)から選択される1〜3個の置換基でさらに置換されてもよい。]
[0043] 用語「アシルアミノ」は、基:-NR’’C(O)R’’(式中、各R’’は、独立に、水素、アルキル、アリール、ヘテロアリールまたはヘテロシクリルである)を言う。別段の定義がない限り、置換基はいずれも、場合によって、アルキル、カルボキシ、カルボキシアルキル、アミノカルボニル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロゲン、CF3、アミノ、置換アミノ、シアノ、および-S(O)pRc(式中、Rcは、アルキル、アリールまたはヘテロアリールであり、pは、0、1、または2である)から選択される1〜3個の置換基でさらに置換されていてもよい。]
[0044] 用語「アシルオキシ」は、基:-OC(O)-アルキル、-OC(O)-シクロアルキル、-OC(O)-アリール、-OC(O)-ヘテロアリール、および-OC(O)-ヘテロシクリルを言う。別段の定義がない限り、置換基はいずれも、場合によって、アルキル、カルボキシ、カルボキシアルキル、アミノカルボニル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロゲン、CF3、アミノ、置換アミノ、シアノまたは-S(O)pRc(式中、Rcは、アルキル、アリールまたはヘテロアリールであり、pは、0、1、または2である)でさらに置換されてもよい。]
[0045] 「アルコキシアルキル」は、上述により定義したアルキル基であって、このアルキル基の少なくとも1個の水素原子が、上述により定義したアルコキシ基によって置換された基をいう。アルコキシアルキル基の代表例には、これらだけに限定されないが、メトキシメチル、メトキシエチル、エトキシメチルなどが含まれる。]
[0046] 「アリールオキシアルキル」は、基:-アルキル-O-アリールをいう。アリールオキシアルキルの代表例には、これらだけに限定されないが、フェノキシメチル、ナフトキシメチル、フェノキシエチル、ナフトキシエチルなどが含まれる。]
[0047] 「ジアルキルアミノ」は、同じかまたは異なった直鎖または分岐鎖の、1〜6個の炭素原子を有するアルキル基が2個結合しているアミノ基をいう。ジアルキルアミノの代表例には、これらだけに限定されないが、メチルエチルチオ、ジプロピルアミノ、ジブチルアミノなどが含まれる。]
[0048] 「シクロアルキルアルキル」は、上述により定義したアルキル基であって、上述により定義したシクロアルキル基によって置換された基を言う。シクロアルキルアルキルの代表例には、これらだけに限定されないが、クロプロピルメチル、シクロブチルメチル、シクロペンチルメチル、シクロヘキシルメチル、1-シクロペンチルエチル、1-シクロヘキシルエチル、2-シクロペンチルエチル、2-シクロヘキシルエチル、シクロブチルプロピル、シクロペンチルプロピル、シクロヘキシルブチルなどが含まれる。]
[0049] 「アミノアルキル」は、上述により定義したアミノ基であって、上述により定義した(C1〜6)アルキレンに結合した基を言う。アミノアルキルの代表例には、これらだけに限定されないが、アミノメチル、アミノエチル、1-アミノプロピル、2-アミノプロピルなどが含まれる。]
[0050] 用語「アリール」は、単環(たとえば、フェニル)、複数環(たとえば、ビフェニル)、または複数の縮合環(たとえば、ナフチルまたはアントリル)を有する、6〜20個の炭素原子の芳香族系炭素環基を言う。好ましいアリールとして、フェニル、ナフチルなどが挙げられる。]
[0051] 用語「アリーレン」は、上述により定義したアリール基の二価の基を言う。この用語は、1,4-フェニレン、1,3-フェニレン、1,2-フェニレン、1,4’-ビフェニレンなどの基によって例示される。]
[0052] 別段の定義をしない限り、アリールまたはアリーレン基は、場合によって、アルキル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルケニル、アシル、アシルアミノ、アシルオキシ、アミノ、アミノカルボニル、アルコキシカルボニルアミノ、アジド、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、カルボキシアルキル、-SO3H、アリール、アリールオキシ、ヘテロアリール、アミノスルホニル、アミノカルボニルアミノ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシ、ヒドロキシアミノ、アルコキシアミノ、ニトロ、-S(O)2NRaRa、-NRaS(O)2Ra、および-S(O)pRbからなる群から選択される1、2、3、4または5個の置換基、好ましくは1、2、または3個の置換基を有する基で置換されていてもよい。この場合において、各Raは、水素、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、およびヘテロシクリルアルキルからなる群から独立に選択され;Rbは、水素、アルキル、アリール、ヘテロシクリル、またはヘテロアリールであり、pは0、1、または2である。別段の定義をしない限り、置換基はいずれも、アルキル、カルボキシ、カルボキシアルキル、アミノカルボニル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロゲン、CF3、アミノ、置換アミノ、シアノ、および-S(O)pRcから選択される1、2、または3個の置換基によって場合によりさらに置換されていてもよい。この場合において、Rcは、水素、アルキル、アリール、またはヘテロアリールであり、pは0、1、または2である。]
[0053] 用語「アリールアルキル」は、本明細書において定義したアルキレン基に共有結合によって連結したアリール基を言う。]
[0054] 「非置換または置換のアリールアルキル」は、場合により置換されていてもよいアリール基であって、場合により置換されていてもよいアルキレン基に共有結合によって連結した基を言いう。このようなアリールアルキルは、ベンジル、フェネチル、ナフチルメチルなどによって代表される。]
[0055] 用語「アリールオキシ」は、基:アリール-O-(式中、アリール基は上述により定義した通りであり、上述により定義した、場合により置換されていてもよいアリール基を含む)を言う。]
[0056] 用語「アリールチオ」は、基:-S-アリール(式中、アリール基は上述により定義した通りであり、上述により定義した、場合により置換されていてもよいアリール基を含む)を言う。]
[0057] 用語「置換アミノ」は、基:-NR’R’(式中、各R’は、独立に、水素、アルキル、シクロアルキル、カルボキシアルキル、アルコキシカルボニル、アリール、ヘテロアリール、およびヘテロシクリルからなる群から選択される)を言う。別段の定義をしない限り、置換基はいずれも、場合により、アルキル、カルボキシ、カルボキシアルキル、アミノカルボニル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロゲン、CF3、アミノ、置換アミノ、シアノ、および-S(O)pRcからなる群から1、2、または3個の選択される置換基でさらに置換されていてもよい。この場合において、Rcは、アルキル、アリール、またはヘテロアリールであり、pは0、1、または2である。]
[0058] 用語「カルボキシアルキル」は、基:-アルキレン-C(O)OHを言う。]
[0059] 用語「アルキルカルボキシアルキル」は、基:-アルキレン-C(O)ORd(式中、Rdは、アルキル、シクロアルキルであり、この場合において、アルキル、シクロアルキルは、本明細書において定義するとおりであり、場合により、アルキル、ハロゲン、CF3、アミノ、置換アミノ、シアノ、または-S(O)pRcでさらに置換されていてもよい)を言う。この場合において、Rcは、アルキル、アリール、またはヘテロアリールであり、pは0、1、または2である。]
[0060] 用語「アルキルカルボキシ」は、基:-C(O)O-アルキルを言う。この場合において、アルキルは、本明細書で定義するとおりであり、場合により、アルキル、ハロゲン、CF3、アミノ、置換アミノ、シアノ、または-S(O)pRcでさらに置換されていてもよい。この場合において、Rcは、アルキル、アリール、またはヘテロアリールであり、pは0、1、または2である。]
[0061] 用語「アルキルカルボキシアルキルオキシ」は、基:-アルキレン-C(O)O-アルキレン-O-を言う。この場合において、アルキレンは、本明細書で定義するとおりである。]
[0062] 用語「ヘテロアリール」は、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14または15個の炭素原子と、酸素、窒素および硫黄から選択される1、2、3または4個のヘテロ原子とを有する、芳香族環状基を言う。そのようなヘテロアリール基は、単環(たとえば、ピリジルまたはフリル)、あるいは複数の縮合環(たとえば、インドリジニル、ベンゾチアゾリル、またはベンゾチエニル)を有しうる。ヘテロアリールの例として、これらだけに限定されないが、[1,2,4]オキサジアゾール、[1,3,4]オキサジアゾール、[1,2,4]チアジアゾール、[1,3,4]チアジアゾール、ピロール、イミダゾール、ピラゾール、ピリジン、ピラジン、ピリミジン、ピリダジン、インドリジン、イソインドール、インドール、インダゾール、プリン、キノリジン、イソキノリン、キノリン、フタラジン、キノキサリン、キナゾリン、シンノリン、プテリジン、カルバゾール、カルボリン、フェナントリジン、アクリジン、フェナントロリン、イソチアゾール、フェナジン、イソキサゾール、フェノキサジン、フェノチアジン、フラン、チオフェン、オキサゾール、チアゾール、トリアゾール、トリアジンなどが挙げられる。
用語「ヘテロアリーレン」は、上述により定義したヘテロアリールの二価の基である。]
[0063] 別段の定義をしない限り、ヘテロアリールまたはヘテロアリーレン基は、場合によって、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルケニル、アシル、アシルアミノ、アシルオキシ、アミノ、アミノカルボニル、アルコキシカルボニルアミノ、アジド、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、チオカルボニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、-SO3H、アリール、アリールオキシ、ヘテロアリール、アミノカルボニルアミノ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシ、ヒドロキシアミノ、アルコキシアミノ、ニトロ、-S(O)2NRaRa、-NRaS(O)2Ra、および-S(O)pRbからなる群から選択される1、2、3、4または5個の置換基、好ましくは1、2、または3個の置換基を有する基で置換されていてもよい。この場合において、各Raは、水素、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、およびヘテロシクリルアルキルからなる群から独立に選択され;Rbは、水素、アルキル、アリール、ヘテロシクリル、またはヘテロアリールであり、pは0、1、または2である。別段の定義をしない限り、置換基はいずれも、場合により、アルキル、カルボキシ、カルボキシアルキル、アミノカルボニル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロゲン、CF3、アミノ、置換アミノ、シアノ、および-S(O)nRcから選択される1〜3個の置換基によってさらに置換されていてもよい。この場合において、Rcは、アルキル、アリール、またはヘテロアリールであり、nは0、1、または2である。]
[0064] 用語「ヘテロアリールアルキル」は、アルキレン基に共有結合によって連結したヘテロアリール基を言う。この場合において、ヘテロアリールおよびアルキレンは、本明細書において定義したとおりである。]
[0065] 「非置換または置換のヘテロアリールアルキル」は、場合により置換されていてもよいアルキレン基に共有結合によって連結した、場合により置換されていてもよいヘテロアリール基を言う。このようなヘテロアリールアルキル基は、3-ピリジルメチル、キノリン-8-イルエチル、4-メトキシチアゾール-2-イルプロピルなどによって例示される。]
[0066] 用語「ヘテロシクリル」は、環内に1〜40個の炭素原子と、1〜10個のヘテロ原子、好ましくは窒素、硫黄、リンおよび/または酸素から選択される1、2、3または4個のヘテロ原子とを有する、単環または複数の縮合環を有する飽和または部分的に不飽和の一価の基を言う。複素環基は、単環または複数の縮合環を有することができ、テトラヒドロフラニル、モルホリニル、ピペリジニル、ピペラジニル、ジヒドロピリジニル、テトラヒドロキノリニルなどが挙げられる。上述したヘテロシクリル環、1個または2個のメチレン基は、独立に、C(O)、S(O)またはSO2によって置き換えられていてもよい。ヘテロシクリル置換基について別段の定義をしない限り、そのようなヘテロシクリル基は、場合により、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルケニル、アシル、アシルアミノ、アシルオキシ、アミノ、アミノカルボニル、アルコキシカルボニルアミノ、アジド、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、オキソ、-C(O)R(式中、Rは、水素、ヒドロキシル、アルコキシ、アルキル、およびシクロアルキル、チオカルボニル、カル誤記し、カルボキシアルキル、アリール、アリールオキシ、ヘテロアリール、アミノスルホニル、アミノカルボニルアミノ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシ、ヒドロキシアミノ、アルコキシアミノ、ニトロ、および-S(O)pRbであり、Rbは、水素、アルキル、アリール、ヘテロシクリル、またはヘテロアリールであり、pは、0、1、または2である)から選択される1、2、3、4または5個の置換基、好ましくは1、2、または3個の置換基によってさらに置換されていてもよい。別段の定義をしない限り、置換基はいずれも、場合によりアルキル、カルボキシ、カルボキシアルキル、アミノカルボニル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロゲン、CF3、アミノ、置換アミノ、シアノ、および-S(O)nRcから選択される1〜3個の置換基によってさらに置換されていてもよい。この場合において、Rcは、アルキル、アリール、またはヘテロアリールであり、nは0、1、または2である。]
[0067] 用語「ヘテロシクリルアルキル」は、アルキレン基に共有結合によって連結したヘテロシクリル基を言う。この場合において、ヘテロシクリルおよびアルキレンは、本明細書において定義したとおりである。]
[0068] 「非置換または置換のヘテロシクリルアルキル」は、場合により置換されていてもよいアルキレン基に共有結合によって連結した、場合により置換されていてもよいヘテロシクリル基を言う。]
[0069] 用語「ヘテロアリールオキシ」は、基:ヘテロアリール-O-を言う。
用語「チオール」は、基:-SHを言う。
用語「置換アルキルチオ」は、基:-S-置換アルキルを言う。
用語「ヘテロアリールチオ」は、基:-S-ヘテロアリールを言う。この場合において、ヘテロアリール基は上述により定義した通りであり、上述により定義した通り、置換されたヘテロアリール基を場合により含んでいてよい。
用語「スルホキシド」は、基:-S(O)を言う。
「置換スルホキシド」は、基:-S(O)Rを言う。この場合において、Rは、本明細書において定義した、置換アルキル、置換アリール、または置換ヘテロアリールである。
用語「スルホン」は、基:-S(O)2Rを言う。
用語「置換スルホン」は、基:-S(O)2Rを言う。この場合において、Rは、本明細書において定義した、置換アルキル、置換アリールまたは置換ヘテロアリールである。]
[0070] 本発明の化合物は、1種以上の結晶形に結晶化する能力、すなわち結晶多形として知られている特性を有する場合がある。このような多形相(「多形体」)はいずれも、本発明の範囲内に包含される。多形は、一般に、温度もしくは圧力、またはこれらの両方の変化に応じて起こり得、結晶化プロセスの変動の結果としても起こり得る。多形体は、さまざまな物理的特性によって区別することができ、典型的には、化合物のX線回折パターン、溶解挙動、および融点が、多形体を区別するために用いられる。]
[0071] 本明細書において記述する化合物は、1個以上の不斉中心および/または二重結合を含むことができ、立体異性体、例えば、二重結合異性体(すなわち幾何異性体)、位置異性体、鏡像異性体、またはジアステレオ異性体などが存在し得る。したがって、本明細書において記述した化学構造は、図示し、同定した化合物の可能性のある全ての鏡像異性体および立体異性体を、立体異性体的に純粋な形態(幾何学的に純粋、鏡像体的に純粋、またはジアステレオ的に純粋な形態)、ならびに鏡像体混合物および立体異性体混合物を含めて包含する。鏡像体混合物および立体異性体混合物は、それらの構成成分である鏡像体または立体異性体に、当分野で周知の分離技術または不斉合成技術を用いて分離することができる。これらの化合物は、エノール型、ケト形、およびこれらの混合物を含む、いくつかの互変異性体形態で存在することもあり得る。したがって、本明細書において記述した化学構造は、図示し、同定した化合物の可能性のある全ての互変異性体を包含する。]
[0072] 化合物は、溶媒和されていない形態で存在することも、溶媒和された形態で存在することもあり得、水和形態およびN-オキシド形態も包含する。一般に、化合物は、水和され、溶媒和され、あるいはN-オキシドであってよい。一部の化合物は、複数の結晶形または無定形で存在し得る。本発明の範囲内であることがさらに企図されるものとして、同種物質、類似体、加水分解生成物、代謝産物、および本化合物の前駆体またはプロドラッグが挙げられる。一般に、別段の指定をしない限り、物理的な形態はいずれも、本明細書において企図された用途のための等価体であり、本発明の範囲内であることが意図されている。]
[0073] 「プロドラッグ」は、薬剤分子の誘導体を言う。例えば、エステル、カーボネート、カルバメート、ウレア、アミド、またはホスフェートであって、体内で転換されて活性薬物を放出することが求められる誘導体である。プロドラッグは、必須ではないが、親薬物に変換されるまで薬理学的に不活性であることが多い。プロドラッグは、(本明細書において定義する)プロ部分を官能基を介して薬物に結合させることによって得ることができる。]
[0074] 「プロ部分」は、薬物、典型的には、薬物の官能基に、使用時の特定の条件下で開裂可能な結合によって結合した基を言う。薬物とプロ部分との間の結合は、酵素的または非酵素的手段によって開裂され得る。使用時の条件下で、例えば患者への投与後に、薬剤とプロ部分との間の結合ば開裂して、親薬物が放出され得る。プロ部分の開裂は、例えば、加水分解反応によって自発的に進行し得、あるいは別の薬剤、例えば、酵素、光、酸、または物理的または環境的なパラメータへの曝露の変化(例えば、温度変化、pHなど)によって触媒または誘発され得る。本薬剤は、使用条件に対して内因性であってよく、例えば、全身的な循環系に酵素が存在し、この酵素にプロドラッグが投与されるか、あるいは、胃腸または薬物の酸性条件が外から供給されることができる。]
[0075] 「薬学的に許容可能な塩」は、薬学的に許容可能な酸または塩基との塩を包含する。薬学的に許容可能な酸には、無機酸(例えば、塩酸、硫黄、リン酸、二リン酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、および硝酸)および有機酸(例えば、(例えば塩酸、硫黄、リン酸、二リン酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸および硝酸、有機酸)を例えば含んでいます、クエン酸、フマル酸、マレイン酸、リンゴ酸、マンデル酸、アスコルビン酸、シュウ酸、コハク酸、酒石酸、安息香酸、酢酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸か、p-トルエンスルホン酸)の両者が含まれる。薬学的に許容可能な塩基には、アルカリ金属(例えば、ナトリウムまたはカリウム)、およびアルカリ土類金属(例えば、カルシウムまたはマグネシウム)の水酸化物、および有機塩基、例えば、アルキルアミン、アリールアルキルアミン、および複素環アミンが含まれる。]
[0076] 本発明に従う他の好ましい塩は、四級アンモニウム化合物であって、陰イオン等価体(X-)が、N原子の正電荷と会合している化合物である。X−は、さまざまな鉱酸の陰イオンであってよく、例えば、クロライド、ブロマイド、ヨウ化物、硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩などであり、あるいは、有機酸の陰イオン、例えば、アセテート、マレエート、フマレート、シトレート、オキザレート、スクシネート、酒石酸塩、リンゴ酸塩、マレート、マンデレート、トリフルオロアセテート、メタンスルホネート、およびp-トルエンスルホネートなどである。X−は、クロリド、ブロミド、ヨウ化物、硫酸塩、硝酸塩、アセテート、マレエート、オキザレート、スクシネート、またはトリフルオロアセテートから選ばれた陰イオンであることがより好ましい。より好ましくは、X−は、クロリド、ブロミド、トリフルオロアセテート、またはメタンスルホネートである。]
[0077] [発明の詳細な説明]
本発明は、式(I):



の化合物、またはその互変異性体、多形体、立体異性体、プロドラッグ、溶媒和物、薬学的に許容可能なその塩、これらを含有する医薬組成物、ならびに、アデノシンA2B、またはその互変異性体、多形体、立体異性体、プロドラッグ、溶媒和物、薬学的に許容可能なその塩のレセプター活性が介在する病気および疾患を治療する方法を提供する。
式中、
Yは、NまたはCHから選択され;
R1およびR2は、独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシアルキル、カルボキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリールアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、およびヘテロシクリルアルキルからなる群から選択され
[この場合において、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシアルキル、カルボキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリールアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、およびヘテロシクリルアルキルは、非置換であるか、または、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルケニル、アシル、アシルアミノ、アシルオキシ、アミノ、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリールアミノ、シクロアルキルアミノ、ヘテロアリールアミノ、ヘテロシクリルアミノ、アミノカルボニル、アルコキシカルボニルアミノ、アジド、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ケト、チオカルボニル、カルボキシ、アルキルカルボキシ、カルボキシアルキル、-SO3H、アリール、アリールオキシ、シクロアルキルオキシ、ヘテロアリール、アミノカルボニルアミノ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシ、ヒドロキシアミノ、アルコキシアミノ、ニトロ、-S(O)2NRaRa、-NRaS(O)2Ra、もしくは-S(O)pRbで置換されている
(この場合において、各置換基は、非置換であるか、または、アルキル、カルボキシ、カルボキシアルキル、アミノカルボニル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロゲン、CF3、アミノ、置換アミノ、シアノ、および-S(O)pRcから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されており;
この場合において、各Raは、水素、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、およびヘテロシクリルアルキルからなる群から独立に選択され;
Rbは、水素、アルキル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリルであり;
Rcは、アルキル、アリール、またはヘテロアリールであり、
pは0、1、または2である)];
R3は、水素およびアルキルからなる群から選択され
[この場合において、アルキルは、非置換であるか、または、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルケニル、アシル、アシルアミノ、アシルオキシ、アミノ、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリールアミノ、シクロアルキルアミノ、ヘテロアリールアミノ、ヘテロシクリルアミノ、アミノカルボニル、アルコキシカルボニルアミノ、アジド、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ケト、チオカルボニル、カルボキシ、アルキルカルボキシ、カルボキシアルキル、カルボキシアルキルオキシ、アルキルカルボキシアルキルオキシ、-SO3H、アリール、アリールオキシ、シクロアルキルオキシ、ヘテロアリール、アミノカルボニルアミノ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシ、ヒドロキシアミノ、アルコキシアミノ、CF3、ニトロ、-S(O)2NRaRa、-NRaS(O)2Ra、もしくは-S(O)pRbで置換されている
(この場合において、各置換基は、非置換であるか、または、アルキル、カルボキシ、カルボキシアルキル、アミノカルボニル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロゲン、CF3、アミノ、置換アミノ、シアノ、および-S(O)pRcから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されており;
この場合において、各Raは、水素、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、およびヘテロシクリルアルキルからなる群から独立に選択され;
Rbは、水素、アルキル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリルであり;
Rcは、アルキル、アリール、またはヘテロアリールであり、
pは0、1、または2である)];
Xは、非置換もしくは置換のアリーレンであるかまたは非置換もしくは置換のヘテロアリーレンであるかのいずれかであり;
Aは、-O-、-C(O)NR4、-NR4C(O)-、および-(CR5R6)q-(qは、1または2であり、R4は、水素およびアルキルからなる群から選択される)からなる群から選択され
[この場合において、アルキルは、非置換であるか、または、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルケニル、アシル、アシルアミノ、アシルオキシ、アミノ、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリールアミノ、シクロアルキルアミノ、ヘテロアリールアミノ、ヘテロシクリルアミノ、アミノカルボニル、アルコキシカルボニルアミノ、アジド、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ケト、チオカルボニル、カルボキシ、アルキルカルボキシ、カルボキシアルキル、-SO3H、アリール、アリールオキシ、シクロアルキルオキシ、ヘテロアリール、アミノカルボニルアミノ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシ、ヒドロキシアミノ、アルコキシアミノ、CF3、ニトロ、-S(O)2NRaRa、-NRaS(O)2Ra、および-S(O)pRbで置換されており
(この場合において、各置換基は、非置換であるか、または、アルキル、カルボキシ、カルボキシアルキル、アミノカルボニル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロゲン、CF3、アミノ、置換アミノ、シアノ、および-S(O)pRcから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されており;
この場合において、各Raは、水素、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、およびヘテロシクリルアルキルからなる群から独立に選択され;
Rbは、水素、アルキル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリルであり;
Rcは、アルキル、アリール、またはヘテロアリールであり、
pは0、1、または2である);
R5およびR6は、水素、ハロゲン、アルキル、ヒドロキシル、アルコキシ、および-C(O)R7からなる群から独立に選択される
(この場合において、アルキルおよびアルコキシは、非置換であるか、または、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、もしくはCF3で置換されている)か、
あるいは、
R5およびR6は、一緒になってO、S、またはシクロアルキルを表す
(この場合において、R7は、ヒドロキシル、および非置換または置換のアミノから選択され;mおよびnは、独立に、0、1、2、3、4、5、および6から選択される)];
Bは、非置換または置換のアルキニル、非置換または置換のアルケニル、非置換または置換のシクロアルキル、および非置換または置換のヘテロシクリルからなる群から選択され;かつ、
Dは、置換アリール、置換ヘテロアリール、置換アリールアルキル、置換ヘテロアリールアルキル、置換シクロアルキルアルキル、および置換ヘテロシクリルアルキルからなる群から選択される
[この場合において、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、およびヘテロシクリルアルキルは、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルケニル、アシル、アシルアミノ、アシルオキシ、アミノ、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリールアミノ、シクロアルキルアミノ、ヘテロアリールアミノ、ヘテロシクリルアミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アジド、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、CF3、OCF3、ケト、チオカルボニル、カルボキシ、アルキルカルボキシ、カルボキシアルキル、-SO3H、アリール、アリールオキシ、シクロアルキルオキシ、ヘテロアリール、アミノカルボニルアミノ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシ、ヒドロキシアミノ、アルコキシアミノ、ニトロ、-C(O)R、-S(O)2NRaRa、-NRaS(O)2Ra、および-S(O)pRbから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されている
(この場合において、各置換基は、非置換であるか、または、アルキル、カルボキシ、カルボキシアルキル、アミノカルボニル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロゲン、CF3、OCF3、アミノ、置換アミノ、シアノ、および-S(O)pRcから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されており;
この場合において、Rは、水素、ヒドロキシル、アルキル、アルコキシ、アミノ、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、およびヘテロシクリルからなる群から選択され;
各Raは、水素、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、およびヘテロシクリルアルキルからなる群から独立に選択され;
Rbは、水素、アルキル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリルであり;
Rcは、アルキル、アリール、またはヘテロアリールであり、
pは0、1、または2である)]。]
[0078] 1つの実施態様では、本発明の化合物は、式(I)の化合物であって、
式中、Xがヘテロアリーレンであり、Aが、-(CR5R6)q-であり、Bがアルキレンまたはアルケニレンであり、Dがフェニル、ピリジル、またはピリミジニルであり、R5およびR6が共にOである化合物を除外した化合物を含む。]
[0079] 本明細書において上述したとおり、本発明は、新規な式(I)の縮合ピリミジン化合物、またはその互変異性体、多形体、立体異性体、プロドラッグ、溶媒和物、薬学的に許容可能なその塩、これらを含有する医薬組成物、前記化合物の製造方法、および治療方法、アデノシンレセプターの拮抗作用によって改善される病気または疾患(例えば、喘息、慢性閉塞性肺疾患、血管形成、肺線維症、肺気腫、アレルギー性疾患、炎症、再かん流障害、心筋虚血、アテローム性動脈硬化症、高血圧、うっ血性心不全、網膜症、糖尿病、肥満、炎症性の胃腸系障害、および/または自己免疫疾患)の予防および抑制を提供する。]
[0080] 本発明の1つの実施態様では、
Yは、Nであり;
R1およびR2は、独立に、水素、アルキル、アルケニル、およびアルキニルからなる群から選択され
[この場合において、アルキル、アルケニル、アルキニルは、非置換であるか、または、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルケニル、アシル、アシルアミノ、アシルオキシ、アミノ、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリールアミノ、シクロアルキルアミノ、ヘテロアリールアミノ、ヘテロシクリルアミノ、アミノカルボニル、アルコキシカルボニルアミノ、アジド、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ケト、チオカルボニル、カルボキシ、アルキルカルボキシ、カルボキシアルキル、-SO3H、アリール、アリールオキシ、シクロアルキルオキシ、ヘテロアリール、アミノカルボニルアミノ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシ、ヒドロキシアミノ、アルコキシアミノ、ニトロ、-S(O)2NRaRa、-NRaS(O)2Ra、および-S(O)pRbで置換されている
(この場合において、各Raは、水素、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、およびヘテロシクリルアルキルからなる群から独立に選択され;
Rbは、水素、アルキル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリルであり;
Rcは、アルキル、アリール、またはヘテロアリールであり、
pは0、1、または2である)];
R3は、水素およびアルキルからなる群から選択され
[この場合において、アルキルは、非置換であるか、または、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルケニル、アシル、アシルアミノ、アシルオキシ、アミノ、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリールアミノ、シクロアルキルアミノ、ヘテロアリールアミノ、ヘテロシクリルアミノ、アミノカルボニル、アルコキシカルボニルアミノ、アジド、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ケト、チオカルボニル、カルボキシ、アルキルカルボキシ、カルボキシアルキル、カルボキシアルキルオキシ、アルキルカルボキシアルキルオキシ、-SO3H、アリール、アリールオキシ、シクロアルキルオキシ、ヘテロアリール、アミノカルボニルアミノ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシ、ヒドロキシアミノ、アルコキシアミノ、CF3、ニトロ、-S(O)2NRaRa、-NRaS(O)2Ra、もしくは-S(O)pRbで置換されている
(この場合において、各Raは、水素、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、およびヘテロシクリルアルキルからなる群から独立に選択され;
Rbは、水素、アルキル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリルであり;
Rcは、アルキル、アリール、またはヘテロアリールであり、
pは0、1、または2である)];
Xは、非置換もしくは置換のアリーレンであるかまたは非置換もしくは置換のヘテロアリーレンであるかのいずれかであり;
Aは、-O-、-C(O)NR4、-NR4C(O)-、および-(CR5R6)q-からなる群から選択され
[式中、qは、1または2であり;
R4は、水素およびアルキルからなる群から選択され
(この場合において、アルキルは、非置換であるか、または、ハロゲン、CF3、アリールで置換されており);
R5およびR6は、水素、ハロゲン、アルキル、およびヒドロキシルからなる群から独立に選択されるか、
あるいは、
R5およびR6は、一緒になってOまたはシクロアルキルを表す
(この場合において、mおよびnは、独立に、0、1、および2から選択される)];
Bは、非置換または置換のアルキニル、非置換または置換のシクロアルキル、および非置換または置換のヘテロシクリルからなる群から選択され;かつ、
Dは、置換アリール、置換ヘテロアリール、置換アリールアルキル、置換ヘテロアリールアルキル、置換シクロアルキルアルキル、および置換ヘテロシクリルアルキルからなる群から選択される
[この場合において、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、およびヘテロシクリルアルキルは、アルキル、アルコキシ、アシル、アシルアミノ、アシルオキシ、アミノ、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリールアミノ、シクロアルキルアミノ、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、CF3、OCF3、カルボキシ、アルキルカルボキシ、カルボキシアルキル、-SO3H、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、-C(O)R、-S(O)2NRaRa、-NRaS(O)2Ra、および-S(O)pRbから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されている
(この場合において、各置換基は、非置換であるか、または、アルキル、カルボキシ、カルボキシアルキル、アミノカルボニル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロゲン、CF3、OCF3、アミノ、置換アミノ、シアノ、および-S(O)pRcから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されており;
この場合において、Rは、アミノ、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、およびヘテロシクリルからなる群から選択され;
各Raは、水素、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、およびヘテロシクリルアルキルからなる群から独立に選択され;
Rbは、水素、アルキル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリルであり;
Rcは、アルキル、アリール、またはヘテロアリールであり、
pは0、1、または2である)]。]
[0081] 本発明の1つの実施態様では、
Yは、Nであり;
R1およびR2は、独立に、水素およびアルキルからなる群から選択され
[この場合において、アルキルは、非置換であるか、または、アルケニル、アルコキシ、アシルアミノ、アミノ、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、カルボキシ、アルキルカルボキシ、カルボキシアルキル、-SO3H、もしくはアリールで置換されている];
R3は、水素およびアルキルからなる群から選択され;
Xは、非置換もしくは置換のアリーレンであるかまたは非置換もしくは置換のヘテロアリーレンであるかのいずれかであり;
Aは、-O-、-C(O)NR4、-NR4C(O)-、および-(CR5R6)q-からなる群から選択され
[式中、qは、1または2であり;
R4は、水素およびアルキルからなる群から選択され
(この場合において、アルキルは、非置換であるか、または、ハロゲン、CF3、アリールで置換されており);
R5およびR6は、水素、ハロゲン、アルキル、およびヒドロキシルからなる群から独立に選択されるか、
あるいは、
R5およびR6は、一緒になってOまたはシクロアルキルを表す
(この場合において、mおよびnは、独立に、0、1、および2から選択される)];
Bは、非置換または置換のアルキニル、非置換または置換のシクロアルキル、および非置換または置換のヘテロシクリルからなる群から選択され;かつ、
Dは、置換アリール、置換ヘテロアリール、置換アリールアルキル、置換ヘテロアリールアルキル、置換シクロアルキルアルキル、および置換ヘテロシクリルアルキルからなる群から選択される
[この場合において、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、およびヘテロシクリルアルキルは、アルキル、アルコキシ、アシル、アシルアミノ、アシルオキシ、アミノ、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリールアミノ、シクロアルキルアミノ、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、CF3、OCF3、カルボキシ、アルキルカルボキシ、カルボキシアルキル、-SO3H、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、-C(O)R、-S(O)2NRaRa、-NRaS(O)2Ra、および-S(O)pRbから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されている
(この場合において、各置換基は、非置換であるか、または、アルキル、カルボキシ、カルボキシアルキル、アミノカルボニル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロゲン、CF3、OCF3、アミノ、置換アミノ、シアノ、および-S(O)pRcから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されており;
この場合において、Rは、アミノ、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、およびヘテロシクリルからなる群から選択され;
各Raは、水素、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、およびヘテロシクリルアルキルからなる群から独立に選択され;
Rbは、水素、アルキル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリルであり;
Rcは、アルキル、アリール、またはヘテロアリールであり、
pは0、1、または2である)]。]
[0082] 本発明の1つの実施態様では、Xは、ピラゾリル、イソオキサゾリル、フェニル、ピリジル、オキサゾリル、またはピリミジルである。]
[0083] 本発明の別の実施態様では、Bは、アルキニレンである。]
[0084] 本発明の別の実施態様では、Bは、ヘテロシクリルまたはシクロアルキルである。]
[0085] 本発明の具体的な実施態様は、以下の化合物である。
1,3-ジプロピル-8-[1-(3-p-トリル-プロパ-2-イン-1-イル)-1H-ピラゾール-4-イル]-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン、
8-{1-[3-(3-フルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1, 3-ジメチル-3, 7-ジヒドロ-プリン-2, 6-ジオン;
8-{1-[3-(4-フルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジメチル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-[3-(4-フルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-[3-(4-メトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジメチル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-[3-(4-メトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-[3-(2,4-Diフルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-[3-(3-トリフルオロメトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-[3-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-[3-(4-トリフルオロメチル-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジメチル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
4-{3-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-プロパ-1-イン-1-イル}-安息香酸エチルエステル;
3-{3-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-プロパ-1-イン-1-イル}-安息香酸エチルエステル;
3-{3-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-プロパ-1-イン-1-イル}-ベンゾニトリル;
8-{1-[3-(3-メトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
2-{3-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-プロパ-1-イン-1-イル}-安息香酸メチルエステル;
8-{1-[4-(4-フルオロ-フェニル)-ブタ-3-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-[4-(3-フルオロ-フェニル)-ブタ-3-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
1,3-ジプロピル-8-[1-(4-p-トリル-ブタ-3-イン-1-イル)-1H-ピラゾール-4-イル]-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
1,3-ジプロピル-8-{1-[4-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ブタ-3-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
3-{3-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-プロパ-1-イン-1-イル}-安息香酸;
1,3-ジプロピル-8-{1-[3-(2-トリフルオロメチル-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
1,3-ジプロピル-8-[1-(3-m-トリル-プロパ-2-イン-1-イル)-1H-ピラゾール-4-イル]-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
3-エチル-1-プロピル-8-{1-[3-(3-トリフルオロメトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
3-エチル-1-プロピル-8-{1-[3-(4-トリフルオロメチル-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
3-エチル-1-プロピル-8-[1-(3-p-トリル-プロパ-2-イン-1-イル)-1H-ピラゾール-4-イル]-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
3-エチル-8-{1-[3-(3-フルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1-プロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
1,3-ジプロピル-8-{1-[3-(4-トリフルオロメチル-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
1,3-ジプロピル-8-{1-[3-(4-トリフルオロメトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
3-エチル-8-{1-[3-(4-フルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1-プロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
3-{3-[4-(3-エチル-2,6-ジオキソ-1-プロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-プロパ-1-イン-1-イル}-安息香酸;
3-エチル-1-プロピル-8-[1-(3-m-トリル-プロパ-2-イン-1-イル)-1H-ピラゾール-4-イル]-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
3-エチル-8-{1-[3-(4-メトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1-プロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
3-エチル-1-プロピル-8-{1-[3-(4-トリフルオロメトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
3-エチル-8-{1-[3-(3-メトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1-プロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
4-{3-[4-(3-エチル-2,6-ジオキソ-1-プロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-プロパ-1-イン-1-イル}-安息香酸;
4-{3-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-プロパ-1-イン-1-イル}-ベンゾニトリル;
(3-{3-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-プロパ-1-イン-1-イル}-フェノキシ)-酢酸;
8-{1-[3-(3-tert-ブチル-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
4-{3-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-プロパ-1-イン-1-イル}-安息香酸;
(3-{3-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-プロパ-1-イン-1-イル}-フェニル)-酢酸;
(4-{3-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-プロパ-1-イン-1-イル}-フェニル)-酢酸;
8-{1-[3-(3-フルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
3-{3-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-プロパ-1-イン-1-イル}-N-イソプロピル-ベンズアミド;
1,3-ジプロピル-8-(1-{3-[3-(ピロリジン-1-カルボニル)-フェニル]-プロパ-2-イン-1-イル}-1H-ピラゾール-4-イル)-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
3-{3-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-プロパ-1-イン-1-イル}-4-メチル-安息香酸;
8-{1-[3-(3-クロロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
3-{3-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-プロパ-1-イン-1-イル}-4-メトキシ-安息香酸;
5-{3-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-プロパ-1-イン-1-イル}-ピリジン-2-カルボン酸メチルエステル;
1,3-ジプロピル-8-{3-[3-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-イソオキサゾール-5-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{3-[3-(2,4-Diフルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-イソオキサゾール-5-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{3-[3-(4-フルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-イソオキサゾール-5-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{3-[3-(3-フルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-イソオキサゾール-5-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
1,3-ジプロピル-8-{3-[3-(4-トリフルオロメチル-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-イソオキサゾール-5-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
1,3-ジプロピル-8-[3-(3-p-トリル-プロパ-2-イン-1-イルオキシ)-イソオキサゾール-5-イル]-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{3-[3-(3-tert-ブチル-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-イソオキサゾール-5-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
1,3-ジプロピル-8-{3-[3-(3-トリフルオロメトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-イソオキサゾール-5-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-メチル-5-[3-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-1H-ピラゾール-3-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-メチル-5-[3-(4-トリフルオロメトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-1H-ピラゾール-3-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{5-[3-(3-メトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
1,3-ジプロピル-8-{4-[3-(4-トリフルオロメトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-フェニル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
1,3-ジプロピル-8-[4-(3-p-トリル-プロパ-2-イン-1-イルオキシ)-フェニル]-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{4-[3-(3-フルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-フェニル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
3-{3-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-フェノキシ]-プロパ-1-イン-1-イル}-安息香酸エチルエステル;
3-{3-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-フェノキシ]-プロパ-1-イン-1-イル}-安息香酸;
1,3-ジプロピル-8-{4-[3-(4-トリフルオロメチル-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-フェニル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{4-[3-(4-フルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-フェニル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
1,3-ジプロピル-8-{4-[3-(3-トリフルオロメトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-フェニル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{4-[3-(3-メトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-フェニル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{6-[3-(4-フルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-ピリジン-3-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
1,3-ジプロピル-8-{3-[3-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-フェニル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
1,3-ジプロピル-8-{3-[3-(3-トリフルオロメトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-フェニル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{3-[3-(3-フルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-フェニル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
1,3-ジプロピル-8-{3-[3-(4-トリフルオロメチル-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-フェニル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
1,3-ジプロピル-8-[3-(3-p-トリル-プロパ-2-イン-1-イルオキシ)-フェニル]-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-[4-(4-メチル-ピペラジン-1-イル)-ブタ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
1-{4-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-ブタ-2-イン-1-イル}-ピペリジンe-3-カルボン酸エチルエステル;
1-{4-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-ブタ-2-イン-1-イル}-ピペリジンe-3-カルボン酸;
8-(1-{4-[4-(4-クロロ-フェニル)-4-ヒドロキシ-ピペリジン-1-イル]-ブタ-2-イン-1-イル}-1H-ピラゾール-4-イル)-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
1,3-ジプロピル-8-(1-{4-[4-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ピペラジン-1-イル]-ブタ-2-イン-1-イル}-1H-ピラゾール-4-イル)-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
1,3-ジメチル-8-{1-[4-(4-メチル-ピペラジン-1-イル)-ブタ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
1-プロピル-8-[1-(3-p-トリル-プロパ-2-イン-1-イル)-1H-ピラゾール-4-イル]-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
1-プロピル-8-{1-[3-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
1-プロピル-8-{1-[3-(3-トリフルオロメトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-[3-(4-フルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1-プロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-[3-(3-フルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1-プロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
1-プロピル-8-{1-[3-(4-トリフルオロメチル-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
1-プロピル-8-{1-[3-(4-トリフルオロメトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
3-{3-[4-(2,6-ジオキソ-1-プロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-プロパ-1-イン-1-イル}-安息香酸;
8-{1-[3-(4-フルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-7-メチル-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
7-メチル-1,3-ジプロピル-8-{1-[3-(3-トリフルオロメトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
7-メチル-1,3-ジプロピル-8-[1-(3-p-トリル-プロパ-2-イン-1-イル)-1H-ピラゾール-4-イル]-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
7-メチル-8-{1-[4-(4-メチル-ピペラジン-1-イル)-ブタ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-[3-(3-フルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}--メチル-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-[3-(3-メトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-7-メチル-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-[3-(3-tert-ブチル-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-7-メチル-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
(3-{3-[4-(7-メチル-2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-プロパ-1-イン-1-イル}-フェノキシ)-酢酸;
8-{1-[3-(3-ヒドロキシメチル-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
4-{3-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-プロパ-1-イン-1-イル}-ベンゼンスルホンアミド;
3-{3-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-プロパ-1-イン-1-イル}-ベンズアミド;
4-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ブチン酸-3 [5-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-2-メチル-2H-ピラゾール-3-イル]-アミド;
4-(3-フルオロ-フェニル)-ブチン酸-3 [5-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-2-メチル-2H-ピラゾール-3-イル]-アミド;
4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-N-[3-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-ベンズアミド;
8-{1-[4-(3-フルオロ-フェニル)-2-ヒドロキシ-ブタ-3-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
2-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-4-(3-フルオロ-フェニル)-ブチン酸-3;
2-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-4-(3-フルオロ-フェニル)-ブチン酸-3 アミド;
8-{1-[4-(4-フルオロ-フェニル)-4-ヒドロキシ-ブタ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-[4-(4-フルオロ-フェニル)-ブタ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-[3-(4-フルオロ-フェニル)-1,1-ジメチル-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
1,3-ジプロピル-8-{1-[(E)-3-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-allyl]-1H-ピラゾール-4-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
1,3-ジプロピル-8-{1-[(Z)-3-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-allyl]-1H-ピラゾール-4-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
1,3-ジメチル-6-[1-[3-(3-フルオロフェニル)プロパ-2-イン-1-イル]ピラゾール-4-イル]-5H-ピロロ[3,2-d]ピリミジン-2,4-ジオン;
8-[1-[3-(3-フルオロフェニル)プロパ-2-イン-1-イル]ピラゾール-4-イル]-1,3-ジプロピル-7H-プリン-2,6-ジオン;
8-[1-[4-(3-フルオロフェニル)-2-ヒドロキシ-ブタ-3-イン-1-イル]ピラゾール-4-イル]-1,3-ジプロピル-7H-プリン-2,6-ジオン;
8-[1-[3-(4-フルオロフェニル)-1,1-ジメチル-プロパ-2-イン-1-イル]ピラゾール-4-イル]-1,3-ジプロピル-7H-プリン-2,6-ジオン;
1,3-ジプロピル-8-{1-[2-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-シクロプロピルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-[2-(3-フルオロ-フェニル)-シクロプロピルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-[2-(4-フルオロ-フェニル)-シクロプロピルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
1,3-ジプロピル-8-{1-[2-(4-トリフルオロメチル-フェニル)-シクロプロピルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-[1-(4-イソプロピル-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-[1-(4-フルオロ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-[5-オキソ-1-(4-トリフルオロメトキシ-フェニル)-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-[5-オキソ-1-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-[1-(5-オキソ-1-p-トリル-ピロリジン-3-イルメチル)-1H-ピラゾール-4-イル]-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-[1-(5-オキソ-1-m-トリル-ピロリジン-3-イルメチル)-1H-ピラゾール-4-イル]-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-[5-オキソ-1-(3-トリフルオロメチル-ベンジル)-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-[1-(4-フルオロ-ベンジル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-[1-(3-フルオロ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-[1-(3-メトキシ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
3-エチル-8-{1-[1-(4-メトキシ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1-プロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
3-エチル-8-{1-[5-オキソ-1-(3-トリフルオロメチル-ベンジル)-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1-プロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-[1-(4-メトキシ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
4-{4-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イルメチル]-2-オキソ-ピロリジン-1-イル}-ベンゾニトリル;
3-エチル-8-{1-[1-(4-フルオロ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1-プロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
3-エチル-8-{1-[1-(3-フルオロ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1-プロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
3-エチル-8-{1-[5-オキソ-1-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1-プロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-[5-オキソ-1-(3-トリフルオロメトキシ-フェニル)-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
3-エチル-8-{1-[5-オキソ-1-(3-トリフルオロメトキシ-フェニル)-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1-プロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
3-エチル-8-{1-[5-オキソ-1-(4-トリフルオロメチル-ベンジル)-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1-プロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-[1-(3-フルオロ-ベンジル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-[5-オキソ-1-(2-トリフルオロメチル-ベンジル)-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-[5-オキソ-1-(4-トリフルオロメトキシ-ベンジル)-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-[1-(4-メチル-ベンジル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
4-{4-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イルメチル]-2-オキソ-ピロリジン-1-イル}-安息香酸;
8-{1-[1-(4-フルオロ-ベンジル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
3-{4-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イルメチル]-2-オキソ-ピロリジン-1-イル}-ベンゾニトリル;
8-{1-[5-オキソ-1-(4-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-[1-(2,4-Diフルオロ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-[1-(4-フルオロ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1-プロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-[1-(2-クロロ-4-フルオロ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-[1-(2-クロロ-4-トリフルオロメチル-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
3-エチル-8-{1-[5-オキソ-1-(4-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1-プロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-[2-オキソ-1-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-[1-(3-フルオロ-フェニル)-2-オキソ-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-[2-オキソ-1-(4-トリフルオロメトキシ-フェニル)-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
1,3-ジプロピル-8-{1-[1-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
1,3-ジプロピル-8-{1-[1-(4-トリフルオロメトキシ-フェニル)-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
1,3-ジプロピル-8-[1-(1-p-トリル-ピロリジン-3-イルメチル)-1H-ピラゾール-4-イル]-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-[1-(4-メトキシ-フェニル)-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-[1-(3-メトキシ-フェニル)-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
1,3-ジプロピル-8-{1-[1-(3-トリフルオロメチル-ベンジル)-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{4-[1-(4-フルオロフェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメトキシ]フェニル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロプリン-2,6-ジオン;
1,3-ジプロピル-8-{4-[1-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イルオキシ]-フェニル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{3-[1-(4-フルオロ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメトキシ]-イソオキサゾール-5-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{4-[5-オキソ-1-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イルメトキシ]-フェニル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{4-[1-(4-フルオロ-フェニル)-ピロリジン-3-イルオキシ]-フェニル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{6-[5-オキソ-1-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イルメトキシ]-ピリジン-3-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{3-[1-(3-フルオロ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメトキシ]-イソオキサゾール-5-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{3-[5-オキソ-1-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イルメトキシ]-イソオキサゾール-5-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{6-[1-(3-フルオロ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメトキシ]-ピリジン-3-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{6-[1-(4-フルオロ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメトキシ]-ピリジン-3-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{4-[1-(3-フルオロ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメトキシ]-フェニル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{4-[1-(3-フルオロ-フェニル)-ピペリジン-4-イルオキシ]-フェニル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{6-[1-(3-フルオロ-フェニル)-ピペリジン-4-イルオキシ]-ピリジン-3-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{3-[1-(3-フルオロ-フェニル)-ピペリジン-4-イルオキシ]-イソオキサゾール-5-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{4-[1-(4-フルオロ-フェニル)-ピペリジン-4-イルオキシ]-フェニル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{3-[1-(4-フルオロ-フェニル)-ピペリジン-4-イルオキシ]-イソオキサゾール-5-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
1,3-ジプロピル-8-{4-[1-(4-トリフルオロメチル-フェニル)-ピペリジン-4-イルオキシ]-フェニル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
1,3-ジプロピル-8-{3-[1-(4-トリフルオロメチル-フェニル)-ピペリジン-4-イルオキシ]-イソオキサゾール-5-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{6-[1-(3-フルオロ-フェニル)-ピロリジン-3-イルオキシ]-ピリジン-3-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
1,3-ジプロピル-8-{6-[1-(4-トリフルオロメチル-フェニル)-ピペリジン-4-イルオキシ]-ピリジン-3-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{6-[1-(4-フルオロ-フェニル)-ピペリジン-4-イルオキシ]-ピリジン-3-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
1,3-ジプロピル-8-{6-[1-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ピペリジン-4-イルオキシ]-ピリジン-3-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
1,3-ジプロピル-8-{6-[1-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イルオキシ]-ピリジン-3-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
1,3-ジプロピル-8-{4-[1-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ピペリジン-4-イルオキシ]-フェニル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
1,3-ジプロピル-8-{3-[1-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ピペリジン-4-イルオキシ]-イソオキサゾール-5-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
1,3-ジプロピル-8-{6-[1-(4-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イルオキシ]-ピリジン-3-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{6-[1-(4-フルオロ-フェニル)-ピロリジン-3-イルオキシ]-ピリジン-3-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{6-[5-オキソ-1-(4-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イルメトキシ]-ピリジン-3-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{3-[5-オキソ-1-(4-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イルメトキシ]-イソオキサゾール-5-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{4-[5-オキソ-1-(4-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イルメトキシ]-フェニル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
1,3-ジプロピル-8-{4-[1-(4-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イルオキシ]-フェニル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
1,3-ジプロピル-8-{3-[1-(4-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イルオキシ]-イソオキサゾール-5-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{3-[1-(3-フルオロ-フェニル)-ピロリジン-3-イルオキシ]-イソオキサゾール-5-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{3-[1-(4-フルオロ-フェニル)-ピロリジン-3-イルオキシ]-イソオキサゾール-5-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
1,3-ジプロピル-8-{3-[1-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イルオキシ]-イソオキサゾール-5-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{4-[1-(3-フルオロ-フェニル)-ピロリジン-3-イルオキシ]-フェニル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{3-[1-(2,4-Diフルオロ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメトキシ]-イソオキサゾール-5-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{5-[1-(3-フルオロ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメトキシ]-1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-メチル-5-[5-オキソ-1-(4-トリフルオロメチル-ベンジル)-ピロリジン-3-イルメトキシ]-1H-ピラゾール-3-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{5-[1-(4-メトキシ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメトキシ]-1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{5-[1-(4-フルオロ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメトキシ]-1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-メチル-5-[5-オキソ-1-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イルメトキシ]-1H-ピラゾール-3-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{5-[1-(3-メトキシ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメトキシ]-1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-(1-{2-[5-オキソ-1-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イル]-エチル}-1H-ピラゾール-4-イル)-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-(1-{1-[5-オキソ-1-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イル]-エチル}-1H-ピラゾール-4-イル)-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-(1-{2-オキソ-2-[5-オキソ-1-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イル]-エチル}-1H-ピラゾール-4-イル)-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-(1-{2-ヒドロキシ-2-[5-オキソ-1-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イル]-エチル}-1H-ピラゾール-4-イル)-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-[5-(4-フルオロ-ベンジル)-4,5-ジヒドロ-イソオキサゾール-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-(1-{2-オキソ-2-[4-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ピペラジン-1-イル]-エチル}-1H-ピラゾール-4-イル)-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-(1-{2-[4-(4-クロロ-フェニル)-4-ヒドロキシ-ピペリジン-1-イル]-2-オキソ-エチル}-1H-ピラゾール-4-イル)1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-(1-{2-[4-(2,4-Diフルオロ-フェニル)-ピペラジン-1-イル]-2-オキソ-エチル}-1H-ピラゾール-4-イル)-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-[2-オキソ-2-(4-p-トリル-ピペラジン-1-イル)-エチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-(1-{2-オキソ-2-[4-(4-トリフルオロメチル-フェニル)-ピペラジン-1-イル]-エチル}-1H-ピラゾール-4-イル)-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-(1-{2-[4-(3-クロロ-4-フルオロ-フェニル)-ピペラジン-1-イル]-2-オキソ-エチル}-1H-ピラゾール-4-イル)-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
3-エチル-8-(1-{2-オキソ-2-[4-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ピペラジン-1-イル]-エチル}-1H-ピラゾール-4-イル)-1-プロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-(1-{2-[4-(4-フルオロ-フェニル)-ピペリジン-1-イル]-2-オキソ-エチル}-1H-ピラゾール-4-イル)-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-(1-{2-[4-(3-フルオロ-フェニル)-ピペリジン-1-イル]-2-オキソ-エチル}-1H-ピラゾール-4-イル)-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
4-[4-(2, 6-ジオキソ-1, 3-ジプロピル-2, 3, 6, 7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-フェノキシメチル]-1-(3-トリフルオロメチル-ベンジル)-ピロリジン-2-カルボン酸;
3-(2-アミノ-エチル)-8-{1-[5-オキソ-1-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1-プロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-[1-(4-イソプロピル-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-7-メチル-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
7-メチル-8-{1-[5-オキソ-1-(4-トリフルオロメチル-ベンジル)-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{1-[1-(3-フルオロ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-7-メチル-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
7-メチル-8-{1-[5-オキソ-1-(2-トリフルオロメチル-ベンジル)-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{6-[1-(3-フルオロ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメトキシ]-ピリジン-3-イル}-7-メチル-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{6-[1-(4-フルオロ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメトキシ]-ピリジン-3-イル}-7-メチル-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;
8-{4-[1-(4-フルオロ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメトキシ]-フェニル}-7-メチル-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;および
8-{4-[1-(3-フルオロ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメトキシ]-フェニル}-7-メチル-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン。]
[0086] 本発明は、式(I)の化合物、または薬学的に許容可能なその塩の製造方法にも関する。]
[0087] 式(I)の化合物は、以下のスキーム1および3に概要を示したとおりに製造することができる。]
[0088] 上記スキーム1に例示したように、式(II)のジアミン(式中、R1およびR2は、本明細書で上述した通りである)を、式(III)のカルボン酸(式中、記号はいずれも、本明細書において上述した通りである)とカップリングおよび環化させて、式(IV)の化合物を得、これをR3-ハロゲン(式中、R3は、本明細書で上述した通りである)と反応させて、所望の化合物(I)(式中、Y、N、および他の記号はいずれも、本明細書において上述した通りである)を得ることができる。]
[0089] ]
[0090] 上記スキーム2に例示したように、式(V)のニトロピリミジンジオン(式中、R1およびR2は、本明細書で上述した通りである)を、式(VI)のアルデヒド(式中、記号はいずれも、本明細書において上述した通りである)と縮合させ、次いで還元的に環化させて、式(VII)の化合物を得、これをR3-ハロゲン(式中、R3は、本明細書で上述した通りである)と反応させて、所望の化合物(I)(式中、Y、CH、および他の記号はいずれも、本明細書において上述した通りである)を得ることができる。]
[0091] ]
[0092] 上記スキーム3に例示したように、式(VIII)の化合物(式中、記号はいずれも、本明細書で上述した通りである)を、式(IX)の化合物(式中、L1は、脱離基、例えば、ヒドロキシル、メシレートなど、またはハロ、例えば、臭素、塩素、またはヨウ素であり、他の記号はいずれも、本明細書において上述した通りである)と縮合させて、所望の化合物(I)(式中、記号はいずれも、本明細書において上述した通りである)を得ることができる。]
[0093] スキーム4〜9は、式(I)の化合物の合成をさらに記述する。]
[0094] ]
[0095] 上記スキーム4に例示したように、式(1a)のエチルピラゾール-4-カルボキシレート(式中、記号はいずれも、ピラゾール環上の置換基であるRaおよびRbを含めて、本明細書で上述した通りである)を、式(1g)の化合物(式中、L1は、ヒドロキシル、またはハロ、例えば、臭素、塩素、またはヨウ素である)と、適切なカップリング剤(例えば、トリアリールホスフィン/ジアルキルアゾジカルボキシレート、例えば、PPh3/DEAD、PPh3/DIAD、またはK2CO3/アセトンなど)の存在下で反応させることができる。窒素またはアルゴンを用いて、不活性な雰囲気に保つことができる。溶媒、例えば、テトラヒドロフラン、トルエン、ジオキサンなどを用いることができる。反応温度は、室温から使用する溶媒の還流温度までの範囲であってよく、好ましくは、室温から60℃の範囲である。反応時間は1時間〜48時間の範囲であり、好ましくは1時間〜16時間の範囲である。反応が完結した後、式(1b)の化合物(式中、記号はいずれも、本明細書において上述した通りである)を従来の方法によって単離することができる。式(1b)の化合物を、D-ハロゲン(式中、記号はいずれも、本明細書において上述した通りである)とさらに反応させて、式(1c)の化合物(式中、記号はいずれも、本明細書において上述した通りである)を得ることができる。]
[0096] あるいは、式(1c)の化合物を、式(1a)のエチルピラゾール-4-カルボキシレートと、式(1h)の化合物(L1は、ヒドロキシル、トシレート、メシレート、またはハロゲン、例えば、臭素、塩素、またはヨウ素である)と、塩基の存在下、例えば、極性溶媒(例えば、N,N-ジメチルアニリンホルムアミド、アセトンなど)中の炭酸カリウムの存在下で反応させることによって得ることができる。]
[0097] 式(1c)の化合物を、従来の方法によって加水分解、例えば、溶媒(例えば、メタノールもしくはエタノール、テトラヒドロフラン、または、エタノール、テトラヒドロフラン、および水の混合物)中、塩基(例えば、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化リチウムなど)の存在下で加水分解させて、式(1d)の化合物(式中、記号はいずれも、本明細書において上述した通りである)を得ることができる。]
[0098] 式(II)の化合物は、商業的に入手可能であり、あるいは当分野で周知の方法によって調製することができ、この式(II)の化合物を、式(1d)のカルボン酸(式中、記号はいずれも、本明細書において上述した通りである)と反応させて、式(1e)の化合物を得ることができる。反応は、適切なカップリング剤(例えば、EDCI、DCC、HBTUなど)を用いて、プロトン性溶媒(例えば、メタノール、エタノール、プロパノールなど)または非プロトン性溶媒(例えば、DMF、CH2Cl2など)中で実施することができる。反応温度は、20℃〜30℃の範囲であってよい。反応時間は、4時間〜16時間の範囲であってよい。反応が完結した後、式(1e)の化合物(式中、記号はいずれも、本明細書において上述した通りである)を、従来の方法によって単離することができる。]
[0099] あるいは、式(1e)の化合物は、(II)と酸クロライド(1d)とを反応させて(1e)を得ることによって調製することもできる。(1d)の酸ハライドの反応は、溶媒を使用することなく、過剰のハロゲン化剤、例えばチオニルクロライドなどを用いて好ましく実施することができる。反応温度は、0℃から溶媒または用いる反応剤の還流温度までの範囲、好ましくは60℃〜70℃の範囲であってよい。反応時間は、1時間〜24時間、好ましくは1時間〜6時間の範囲であってよい。反応が完結した後、生成物を、過剰のハロゲン化剤を減圧下で除去することによって単離することができる。単離した生成物を、不活性溶媒(例えば、アセトニトリル)中、三級塩基(例えば、トリエチルアミン)の存在下で、式(II)の化合物で処理することができる。反応温度は、0℃から用いる溶媒の還流温度までの範囲、好ましくは20℃〜30℃の範囲であってよい。反応時間は、4時間〜24時間、好ましくは4時間〜16時間の範囲であってよい。反応が完結した後、式(1e)の化合物を、従来の方法によって単離することができる。]
[0100] 式(1e)の化合物は、環化反応によって式(1f)の化合物に変換することができる。反応は、プロトン性溶媒(例えば、メタノール、エタノール、プロパノールなど、好ましくはメタノール)中、塩基(例えば、アルカリ金属水酸化物、例えば、水酸化カリウム、水酸化ナトリウムなど、またはナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムtert-ブトキシド、好ましくは水酸化ナトリウム水溶液)の存在下で行うことができる。反応温度は、50℃〜100℃の範囲、好ましくは80℃であってよい。反応時間は、1時間〜12時間、好ましくは6時間〜10時間の範囲であってよい。反応が完結した後、式(1f)の化合物(式中、記号はいずれも、本明細書において上述した通りである)を、従来の方法によって単離することができる。]
[0101] 式(1f)の化合物を、R3-ハロゲン(式中、R3は、本明細書において上述した通りである)と反応させることができる。反応は、溶媒(例えば、アセトンまたはDMFなど)中、塩基(例えば、K2CO3など)の存在下で実施することができる。反応温度は、室温から80℃の範囲である。反応時間は、2時間〜12時間であってよい。反応が完結した後、式(I)の化合物(式中、記号はいずれも、本明細書において上述した通りである)を、従来の方法によって単離することができる。]
[0102] 上記スキーム4にしたがって、式(I)のXがアリール環またはヘテロアリール環(例えば、フェニル、ピリジル、イソオキサゾリル、3,5-ピラゾリル、オキサゾリルなど)である化合物を得ることもできる。]
[0103] ]
[0104] スキーム5で例証されるように、式(2a)の化合物(式中、記号はいずれも、ピラゾール環上の置換基であるRaおよびRbを含めて、本明細書で上述した通りである)を、当分野で周知の手段によって調製することができる(米国特許第6825439号)。式(2a)の化合物は、式(1g)の化合物(式中、L1は、ヒドロキシル、またはハロゲン、例えば、臭素、塩素、またはヨウ素である)と、適切なカップリング剤(例えば、トリアリールホスフィン/ジアルキルアゾジカルボキシレート、例えば、PPh3/DEAD、PPh3/DIAD、またはK2CO3/アセトンなど)の存在下で反応させることによって、式(2b)の化合物に変換することができる。窒素またはアルゴンを用いて、不活性な雰囲気に保つことができる。溶媒、例えば、テトラヒドロフラン、トルエン、ジオキサンなどを用いることができる。反応温度は、30℃から使用する溶媒の還流温度までの範囲、好ましくは20℃〜60℃の範囲であってよい。反応時間は1時間〜48時間の範囲、好ましくは1時間〜16時間の範囲であってよい。反応が完結した後、式(2b)の化合物を従来の方法によって単離することができる。]
[0105] 式(2b)の化合物を、当分野で周知の方法で、D-ハロゲン(式中、Dは、本明細書において上述した通りである)と反応させることによって、式(2c)の化合物(式中、記号はいずれも、本明細書において上述した通りである)に変換することができる。]
[0106] あるいは、式(2a)の化合物は、式(1h)の化合物(式中、Dは、本明細書において上述した通りであり、L2は、ヒドロキシル、トシレート、メシレート、またはハロゲン、例えば、臭素、塩素、またはヨウ素である)と、塩基(例えば、炭酸カルシウム)の存在下、極性溶媒(例えば、N,N-ジメチルホルムアミド、アセトンなど)中で反応させることによって、式(2c)の化合物に直接変換することができる。反応温度は、30℃から使用する溶媒の還流温度までの範囲、好ましくは20℃〜60℃の範囲であってよい。反応時間は1時間〜48時間の範囲、好ましくは1時間〜16時間の範囲であってよい。反応が完結した後、式(2c)の化合物(式中、記号はいずれも、本明細書において上述した通りである)を従来の方法によって単離することができる。]
[0107] 式(2c)の化合物のSEM(2-(トリメチルシリル)-エトキシメチルクロライド)保護基を、適切な酸性反応剤によって脱保護して、式(2d)の化合物を得ることができる。一般に、式(2c)の化合物を、エタノールに溶解させ、HClで処理することができる。反応温度は、30℃から使用する溶媒の還流温度までの範囲、好ましくは80℃〜100℃の範囲であってよい。反応時間は1時間〜6時間の範囲であってよい。反応が完結した後、一般式(2d)の化合物(式中、記号はいずれも、本明細書において上述した通りである)を従来の方法によって単離することができる。]
[0108] 式(2d)の化合物を、R3-ハロゲン(式中、R3は、本明細書において上述した通りである)と反応させることができる。反応は、溶媒(例えば、アセトンまたはDMFなど)中、塩基(例えば、K2CO3など)の存在下で実施することができる。反応温度は、室温から80℃の範囲である。反応時間は、2時間〜12時間であってよい。反応が完結した後、式(I)の化合物(式中、記号はいずれも、本明細書において上述した通りである)を、従来の方法によって単離することができる。]
[0109] 上記スキーム5にしたがって、式(I)のXがアリール環またはヘテロアリール環(例えば、フェニル、ピリジル、イソオキサゾリル、3,5-ピラゾリル、オキサゾリルなど)である化合物を得ることもできる。]
[0110] ]
[0111] スキーム6で例証されるように、式(3a)の化合物は、商業的に入手可能であるか、または当分野で周知の手段によって調製することができかのいずれかである。(3a)を、プロトン性溶媒(例えば、エタノール)中、強塩基(例えば、ナトリウムエトキシド)の存在下、エチルシアノアセテートと反応させることができる。反応温度は、室温から使用する溶媒の還流温度の範囲、好ましくは60℃〜70℃の範囲である。反応時間は、4時間〜48時間、好ましくは4時間〜16時間であってよい。反応が完結した後、式(3b)の化合物(式中、R2は、本明細書において上述した通りである)を、従来の方法によって単離することができる。]
[0112] 式(3b)の化合物を、極性溶媒(例えば、N,N-ジメチルホルムアミド)中で、N,N-ジメチルホルムアミドのジメチルアセタールと反応させることができる。反応温度は、20℃〜60℃の範囲、好ましくは40℃であってよい。反応時間は、1時間〜4時間、好ましくは1時間であってよい。反応が完結した後、式(3c)の化合物を、R1-ハロゲン(式中、ハロゲンは、塩素、臭素、またはヨウ素である)と、極性溶媒(例えば、N,N-ジメチルホルムアミド、アセトンなど)中、塩基(例えば、炭酸カリウムなど)の存在下で反応させることができる。反応温度は、30℃から使用する溶媒の還流温度の範囲、好ましくは70℃〜80℃の範囲であってよい。反応時間は、1時間〜48時間、好ましくは4時間〜30時間であってよい。反応が完結した後、式(3d)の化合物(式中、記号はいずれも、本明細書において上述した通りである)を、従来の方法によって単離することができる。]
[0113] 式(3d)の化合物を、極性溶媒(例えば、メタノール)中、アンモニア水と反応させることができる。反応温度は、20℃から使用する溶媒の還流温度の範囲、好ましくは20℃〜30℃であってよい。反応時間は、24時間〜80時間、好ましくは75時間〜75時間であってよい。反応が完結した後、式(3e)の化合物(式中、記号はいずれも、本明細書において上述した通りである)を、従来の方法によって単離することができる。]
[0114] 式(3e)の化合物を、水性酸性溶媒(例えば、水中の50%酢酸)中、亜硝酸ナトリウムと反応させることができる。反応温度は、50℃から使用する溶媒の還流温度の範囲、好ましくは約75℃であってよい。反応時間は、1時間〜8時間、好ましくは1時間〜3時間であってよい。反応が完結した後、式(3f)の化合物(式中、記号はいずれも、本明細書において上述した通りである)を、従来の方法によって単離することができる。]
[0115] 式(3f)の化合物を、当分野で周知の手順によって、(II)に還元することができる。]
[0116] 式(II)の化合物を、本明細書で上述したスキーム3と同様に、ピラゾール環上の置換基であるRaおよびRbを含めて記号がいずれも本明細書で上述により定義した通りであり、R1がR2と同じではない化合物に変換することができる。]
[0117] 上記スキーム6にしたがって、式(I)のXがアリール環またはヘテロアリール環(例えば、フェニル、ピリジル、イソオキサゾリル、3,5-ピラゾリル、オキサゾリルなど)である化合物を得ることもできる。]
[0118] ]
[0119] スキーム7に例証したように、式(3b)の化合物(式中、R2は、本明細書において上述した通りである)を、水性酸性溶媒(例えば、水中の50%酢酸)中、亜硝酸ナトリウムと反応させることができる。反応温度は、50℃から使用する溶媒の還流温度の範囲、好ましくは約75℃であってよい。反応時間は、1時間〜8時間、好ましくは1時間〜3時間であってよい。反応が完結した後、式(3g)の化合物(式中、R1は水素であり、R2は、本明細書において上述した通りである)を、従来の方法によって単離することができる。]
[0120] 式(3g)の化合物を、還元工程によってジアミン誘導体に変換することができる。反応は、従来の還元技術、例えば、水性アンモニア溶液中のジチオン酸ナトリウムによって実施することができる。好ましくは、還元は、水素および金属触媒を用いて実施する。この反応は、不活性な溶媒(例えば、メタノールまたはエタノール)中、触媒(例えば、炭素上の10%パラジウム触媒)の存在下、水素雰囲気、好ましくは約20 psi〜40 psiの圧力下で、2時間〜18時間実施することができる。反応が完結した後、式(4a)の化合物(式中、R2は、本明細書において上述した通りである)を、従来の方法によって単離することができる。]
[0121] 式(4a)の化合物を、式(1d)のカルボン酸(式中、記号はいずれも、本明細書において上述した通りである)と反応させて、式(4b)の化合物(式中、ピラゾール環上の置換基であるRaおよびRbを含めて記号はいずれも、本明細書において上述した通りである)を得ることができる。反応は、適切なカップリング剤(例えば、EDCI、DCC、HBTUなど)を用いて、プロトン性溶媒(例えば、メタノール、エタノール、プロパノールなど)または非プロトン性溶媒(例えば、DMF、CH2Cl2など)中で実施することができる。反応温度は、20℃〜30℃の範囲であってよい。反応時間は、4時間〜16時間の範囲であってよい。反応が完結した後、式(4b)の化合物(式中、記号はいずれも、本明細書において上述した通りである)を、従来の方法によって単離することができる。]
[0122] 式(4b)の化合物は、式(4a)の化合物と式(1d)の酸の酸ハライドとを反応させることによって調製することもできる。酸(1d)の反応は、溶媒を使用することなく、過剰のハロゲン化剤(例えば、チオニルクロライド)を用いて好ましく実施することができる。反応温度は、0℃から使用する溶媒または反応剤の還流温度までの範囲、好ましくは60℃〜70℃の範囲であってよい。反応時間は、1時間〜24時間、好ましくは1時間〜6時間の範囲であってよい。反応が完結した後、生成物を、過剰のハロゲン化剤を減圧下で除去することによって単離することができる。単離した生成物を、不活性溶媒(例えば、アセトニトリル)中、三級塩基(例えば、トリエチルアミン)の存在下で、(4a)の化合物で処理することができる。反応温度は、0℃から使用する溶媒の還流温度までの範囲、好ましくは20℃〜30℃の範囲であってよい。反応時間は、4時間〜48時間、好ましくは4時間〜16時間の範囲であってよい。反応が完結した後、式(4b)の化合物(式中、ピラゾール環上の置換基であるRaおよびRbを含めて、記号はいずれも本明細書で上述により定義した通りである)を、従来の方法によって単離することができる。]
[0123] 式(4b)の化合物を、R1-ハロゲン(式中、R1は、本明細書において上述した通りであり、ハロゲンは、塩素、臭素、またはヨウ素である)と、極性溶媒(例えば、N,N-ジメチルホルムアミド、アセトンなど)中、塩基(例えば、炭酸カリウムなど)の存在下で反応させることができる。反応温度は、30℃から使用する溶媒の還流温度の範囲、好ましくは70℃〜80℃の範囲であってよい。反応時間は、1時間〜48時間、好ましくは4時間〜30時間であってよい。反応が完結した後、式(4c)の化合物(式中、R1はR2とは異なり、記号はいずれも、本明細書において上述した通りである)を、従来の方法によって単離することができる。]
[0124] 式(4c)の化合物は、次いで、環化反応によって、式(4d)の化合物(式中、R1はR2とは異なる)に変換することができる。反応は、プロトン性溶媒(例えば、メタノール、エタノール、プロパノールなど、好ましくはメタノール)中、塩基(例えば、アルカリ金属水酸化物、例えば、水酸化カリウム、水酸化ナトリウムなど、またはナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムtert-ブトキシド、好ましくは水酸化ナトリウム水溶液)の存在下で行うことができる。反応温度は、50℃〜100℃の範囲、好ましくは80℃であってよい。反応時間は、1時間〜12時間、好ましくは6時間〜10時間の範囲であってよい。反応が完結した後、式(4d)の化合物(式中、記号はいずれも、本明細書において上述した通りである)を、従来の方法によって単離することができる。]
[0125] 式(4d)の化合物を、R3-ハロゲン(式中、R3は、本明細書において上述した通りである)と反応させることができる。反応は、溶媒(例えば、アセトンまたはDMFなど)中、塩基(例えば、K2CO3など)の存在下で実施することができる。反応温度は、室温から80℃の範囲である。反応時間は、2時間〜12時間であってよい。反応が完結した後、式(I)の化合物(式中、記号はいずれも、本明細書において上述した通りである)を、従来の方法によって単離することができる。]
[0126] 上記スキーム7にしたがって、式(I)のXがアリール環またはヘテロアリール環(例えば、フェニル、ピリジル、イソオキサゾリル、3,5-ピラゾリル、オキサゾリルなど)である化合物を得ることもできる。]
[0127] ]
[0128] スキーム8で例証したように、(スキーム3で言及した)式(1c)の化合物(式中、記号はいずれも、本明細書において上述した通りである)を、適切な還元剤によって、類似のアルコールに変換することができる。一般に、式(1c)の化合物を、適切な溶媒(例えば、THF)に溶解させ、不活性雰囲気下で0℃に冷却し、水素化アルミニウムリチウムで処理することができる。反応温度は、0℃から25℃の範囲である。反応時間は、1時間〜6時間、好ましくは1時間〜3時間であってよい。反応が完結した後、式(5a)の化合物(式中、ピラゾール環上の置換基であるRaおよびRbを含めて、記号はいずれも本明細書において上述した通りである)を、従来の方法によって単離することができる。]
[0129] 式(5a)の化合物を、適切な酸化剤(例えば、Dess-Martinペリオジナン、二酸化マンガンなど)によって、類似のアルデヒドに変換することができる。一般に、式(5a)の化合物を、不活性雰囲気下で適切な溶媒(例えば、クロロホルム)に溶解させ、少量ずつに分けた二酸化マンガンで処理することができる。反応温度は、30℃から使用する溶媒の還流温度、好ましくは50℃〜60℃の範囲である。反応時間は、1時間〜24時間、好ましくは1時間〜12時間であってよい。反応が完結した後、式(5b)の化合物(式中、ピラゾール環上の置換基であるRaおよびRbを含めて、記号はいずれも本明細書において上述した通りである)を、従来の方法によって単離することができる。]
[0130] 式(V)の化合物(式中、記号はいずれも、本明細書において上述した通りである)を、当分野で周知の手段によって調製することができる。式(5b)の化合物(式中、記号はいずれも、本明細書において上述した通りである)を、適切な塩基(例えば、ピペリジンなど)の存在下で、式(V)の化合物と縮合させることができる。反応は、不活性溶媒(例えば、エタノール、1,4-ジオキサンなど)中で実施することができる。反応温度は、60℃〜80℃の範囲であってよい。反応時間は、4時間〜24時間の範囲であってよい。反応が完結した後、式(5c)の化合物(式中、ピラゾール環上の置換基であるRaおよびRbを含めて、記号はいずれも本明細書において上述した通りである)を、従来の方法によって単離することができる。]
[0131] 式(5c)の化合物は、還元および環化の反応によって、式(5d)の化合物に変換することができる。反応は、適切な溶媒(例えば、N,N-ジメチルホルムアミド(DMF))中、触媒量のSnCl2の存在下で実施することができる。反応温度は、100℃から使用する溶媒の還流温度、好ましくは140℃〜150℃の範囲であってよい。反応時間は、1時間〜10時間、好ましくは1時間〜6時間の範囲であってよい。冷却後、酸溶液(例えば、2N HClなど)を添加して、式(5d)の化合物(式中、ピラゾール環上の置換基であるRaおよびRbを含めて、記号はいずれも本明細書において上述した通りである)を得る。]
[0132] 式(5d)の化合物を、R3-ハロゲンと反応させることができる。反応は、溶媒(例えば、アセトンまたはDMFなど)中、塩基(例えば、K2CO3など)の存在下で実施することができる。反応温度は、室温から80℃の範囲であってよい。反応時間は、2時間〜12時間の範囲であってよい。反応の完結後、式(I)の化合物(式中、記号はいずれも本明細書において上述した通りである)を、従来の方法によって単離することができる。。]
[0133] 上記スキーム8にしたがって、式(I)のXがアリール環またはヘテロアリール環(例えば、フェニル、ピリジル、イソオキサゾリル、3,5-ピラゾリル、オキサゾリルなど)である化合物を得ることもできる。]
[0134] (スキーム9)
スキーム9に例示したように、式(6a)の化合物(式中、ピラゾール環上の置換基であるRaおよびRbを含めて、記号はいずれも本明細書において上述した通りである)(当分野で周知の手段:J.Med.Chem. 2006, 49, 3682-3692によって調製することができる)を、式(1g)の化合物(式中、L1は、ヒドロキシル、またはハロ、例えば、臭素、塩素、またはヨウ素である)と、適切なカップリング剤(例えば、トリアリールホスフィン/ジアルキルアゾジカルボキシレート、例えば、PPh3/DEAD、PPh3/DIAD、またはK2CO3/アセトンなど)の存在下で反応させることができる。窒素またはアルゴンを用いて、不活性な雰囲気に保つことができる。溶媒、例えば、テトラヒドロフラン、トルエン、ジオキサンなどを用いることができる。反応温度は、30℃から使用する溶媒の還流温度、好ましくは20℃〜60℃の範囲であってよい。反応時間は1時間〜48時間の範囲であり、好ましくは1時間〜16時間の範囲である。反応が完結した後、式(6b)の化合物(式中、ピラゾール環上の置換基であるRaおよびRbを含めて、記号はいずれも本明細書において上述した通りである)を、従来の方法によって単離することができる。]
[0135] 式(6b)の化合物を、D-CH2-ハロゲンまたはD-ハロゲンと反応させることによって、当分野で周知の方法で式(6c)の化合物に変換することができる。]
[0136] あるいは、式(6a)の化合物を、式(1h)の化合物(式中、L2は、ヒドロキシル、トシレート、メシレート、またはハロゲン、例えば、臭素、塩素、またはヨウ素である)と、塩基(例えば、炭酸カルシウム)の存在下、極性溶媒(例えば、N,N-ジメチルホルムアミド、アセトンなど)中で反応させることによって、式(6c)の化合物に直接変換することができる。反応温度は、30℃から使用する溶媒の還流温度までの範囲、好ましくは20℃〜60℃の範囲であってよい。反応時間は1時間〜48時間の範囲、好ましくは1時間〜16時間の範囲であってよい。反応が完結した後、式(6c)の化合物(式中、ピラゾール環上の置換基であるRaおよびRbを含めて、記号はいずれも本明細書において上述した通りである)を,
従来の方法によって単離することができる。]
[0137] 式(6c)の化合物のSEM(2-(トリメチルシリル)-エトキシメチルクロライド)保護基を、適切な酸性反応剤によって脱保護することができる。一般に、式(6c)の化合物を、エタノールに溶解させ、2N HClで処理することができる。反応温度は、30℃から使用する溶媒の還流温度までの範囲、好ましくは80℃〜100℃の範囲であってよい。反応時間は1時間〜6時間の範囲であってよい。反応が完結した後、一般式(6d)の化合物(式中、ピラゾール環上の置換基であるRaおよびRbを含めて、記号はいずれも本明細書において上述した通りである)を従来の方法によって単離することができる。]
[0138] 式(6d)の化合物を、R3-ハロゲンと反応させることができる。反応は、溶媒(例えば、アセトンまたはDMFなど)中、塩基(例えば、K2CO3など)の存在下で実施することができる。反応温度は、室温から80℃の範囲である。反応時間は、2時間〜12時間であってよい。反応が完結した後、式(I)の化合物(式中、記号はいずれも、本明細書において上述した通りである)を、従来の方法によって単離することができる。]
[0139] 上記スキーム9にしたがって、式(I)のXがアリール環またはヘテロアリール環(例えば、フェニル、ピリジル、イソオキサゾリル、3,5-ピラゾリル、オキサゾリルなど)である化合物を得ることもできる。]
[0140] 所望する場合または必要な場合には、上述した全ての方法において、式(I)の化合物を薬学的に許容可能な塩に変換することも、1つの形態の塩を別の薬学的に許容可能な塩に変換することもできる。]
[0141] 本発明の化合物の1つの実施態様は、アデノシンA2Bレセプターアンタゴニストである。したがって、本発明は、哺乳動物におけるアデノシンA2Bのレセプター活性を調節する方法であって、治療を必要とする哺乳動物に、式(I)の化合物、またはその互変異性体、多形体、立体異性体、プロドラッグ、溶媒和物、もしくは薬学的に許容可能なその塩の治療的に有効な量を投与する工程を含む方法を提供する。]
[0142] 本発明の化合物のさらに別の実施態様は、アデノシンA1およびA2Bのアンタゴニスト、アデノシンA2BおよびA3のアンタゴニスト、または、アデノシンA2B、A1、およびA2Bのアンタゴニストであって、相加/相乗効果による二重または多重の拮抗作用の活性をもたらすアンタゴニストである。したがって、本発明は、哺乳動物におけるアデノシンA2Bのレセプター活性、アデノシンA1およびA2Bのレセプター活性、アデノシンA2BおよびA3のレセプター活性、またはアデノシンA2B、A1、およびA2Bのレセプター活性を調節する方法であって、治療を必要とする哺乳動物に、式(I)の化合物、またはその互変異性体、多形体、立体異性体、プロドラッグ、溶媒和物、もしくは薬学的に許容可能なその塩の治療的に有効な量を投与する工程を含む方法を提供する。]
[0143] 本発明は、アデノシンレセプターの拮抗作用によって改善される病気または疾患を予防または治療する方法であって、治療を必要とする哺乳動物に、式(I)の化合物、またはその互変異性体、多形体、立体異性体、プロドラッグ、溶媒和物、もしくは薬学的に許容可能なその塩の治療的に有効な量を投与する工程を含む方法も提供する。]
[0144] 本明細書および特許請求の範囲において用いる用語「治療」は、関連のある分野の者に知られている全てのさまざまな形態または態様の処置を包含し、特に、予防、治癒、進展の遅延化、および苦痛の緩和を含む。]
[0145] 本明細書において用語「治療的に有効な量」は、薬剤または治療剤の量であって、研究者または臨床医によって求められる、組織、器官または動物(ヒトを含む)の所望する生物学的または薬学的応答を発現させるであろう量を言う。]
[0146] 用語「哺乳動物」および「患者」は、本明細書において互換的に用いられ、これらだけに限定されないが、ヒト、イヌ、ネコ、ウマ、ブタ、ウシ、ヒツジ、サル、ウサギ、マウス、および実験動物を含む。好ましい哺乳動物は、ヒトである。]
[0147] 本発明はさらに、本発明の化合物を、単独で、または1種以上の薬学的に許容可能な担体と共に、治療的に有効な量で含む医薬組成物を提供する。]
[0148] 本発明の医薬組成物は、アデノシンA2Bレセプターによって媒介される病態を治療するために、哺乳動物(ヒトを含む)に腸内投与(例えば、経口もしくは直腸投与、経皮投与、および非経口投与など)するために好適である。このような病態には、これらだけに限定されないが、喘息、慢性閉塞性肺疾患、血管形成、肺線維症、肺気腫、アレルギー性疾患、炎症、再かん流障害、心筋虚血、アテローム性動脈硬化症、高血圧、うっ血性心不全、網膜症、糖尿病、肥満、炎症性の胃腸系障害、および/または自己免疫疾患が含まれる。]
[0149] 一般に、本発明の化合物の液体組成物(例えば、ローションなど)における濃度は、約0.001質量%〜約25質量%、好ましくは0.1質量%〜約10質量%である。半固体または固体組成物(例えば、ゲルまたは粉末など)における濃度は、約0.1質量%〜約5質量%、好ましくは0.5質量%〜約25質量%である。]
[0150] 治療における使用のために必要とされる本発明の化合物の量は、選択した特定の塩によって変動するだけでなく、投与経路、治療する病態の性質、および患者の状態によっても変動し、最終的には投与する医師または臨床医師の判断に任される。一般に、好適な用量の範囲は、例えば、約0.001 mg/kg/日〜約20 mg/kg/日、約0.002 mg/kg/日〜約10 mg/kg/日、約0.01 mg/kg/日〜約1 mg/kg/日、および約0.1 mg/kg/日〜約5 mg/kg/日、]
[0151] 本化合物は、単位用量形態、例えば、単位用量形態当たり活性成分を5〜1000μg、10〜750μg、50〜500μg含有する形態で、好都合に投与することができる。]
[0152] 所望の用量を、単回投与、または適切な間隔を置いた分割投与(例えば、1日当たり2回、3回、4回、またはそれ以上の分割用量での投与)で、好都合に与えることができる。分割用量自体をさらに分割することができる。例えば、大まかに間隔を置いて別個に多数回投与すること、例えば、吸入器から多数回吸入すること、または本明細書において上述した範囲の前後の用量を眼への複数回の滴下することは、本発明の範囲内であり、所望する場合および必要とされる場合に個々の患者に投与することができる。]
[0153] したがって、さまざまな実施態様において、本発明は、上述したように、アデノシンレセプターによって媒介される病態、例えば、喘息、慢性閉塞性肺疾患、血管形成、肺線維症、肺気腫、アレルギー性疾患、炎症、再かん流障害、心筋虚血、アテローム性動脈硬化症、高血圧、うっ血性心不全、網膜症、糖尿病、肥満、炎症性の胃腸系障害、および/または自己免疫疾患などを治療するためのための医薬組成物を提供する。]
[0154] さまざまな実施態様において、本発明は、治療的に有効な量の本発明の化合物を、治療効果を有する別の治療剤、例えば、抗炎症薬、抗糖尿病薬、血圧降下剤、および抗脂質代謝異常薬などと組み合わせて含む医薬組成物を提供する。]
[0155] 本発明の化合物の1つの実施態様では、本医薬組成物は、治療的に有効な量の上述した本発明の化合物を単独で、あるいは、別の治療剤とそれぞれ治療的に有効な量で組み合わせて、含有する。このような治療剤には、以下のものが含まれる。a)抗炎症薬、例えば、抗コリン作動薬またはムスカリン性受容体拮抗薬;ステロイド;LTB4(ロイコトリエンB4)アンタゴニスト;ドーパミン受容体アゴニスト;PDE4(ホスホジエステラーゼ4)インヒビター;およびベータ-2アドレナリン作用性レセプターアゴニスト;b)抗糖尿病薬、例えば、インスリン;インスリンの誘導体および擬似体;インスリン分泌促進薬;インスリン分泌促進スルホニル尿素レセプターリガンド;チアゾリドン誘導体;GSK3(グリコーゲンシンターゼキナーゼ-3)インヒビター;ナトリウム依存性グルコースコトランスポーターインヒビター;グリコーゲンホスホリラーゼAインヒビター;ビグアナイド;アルファ-グルコシダーゼインヒビター;グルカゴン様ペプチド-1(GLP-1);GLP-1類似体およびGLP-1擬似体;PPAR(ペルオキシソーム増殖活性化レセプター)の作動薬;DPPIV(ジペプチジルペプチダーゼ-IV)インヒビター;SCD-1(ステアロイル-CoAデサチュラーゼ-1)インヒビター;DGAT1およびDGAT2(ジアシルグリセロール-アシルトランスフェラーゼ1および2)インヒビター;ACC2(アセチル-CoAカルボキシラーゼ2)インヒビター;およびAGE(進行性グリケーション最終産物受容体)の遮断薬;c)血圧降下剤、例えば、ループ利尿薬;アンジオテンシン変換酵素(ACE)インヒビター;ジゴキシンなどのNaK-ATPアーゼメンブランポンプのインヒビター;中性エンドペプチダーゼ(NEP)インヒビター;ACE/NEPインヒビター;アンジオテンシンIIアンタゴニスト;レニンインヒビター;β-アドレナリン作用性レセプター遮断薬;強心薬;カルシウムチャネル遮断薬;アルドステロンレセプターアンタゴニスト;およびアルドステロンシンターゼインヒビター;ならびに、d)抗脂質代謝異常薬、例えば、3-ヒドロキシ-3-メチル-グルタリルコエンザイムA(HMG-CoA)リダクターゼインヒビター;コレステロールエステル転送タンパク(CETP)インヒビターなどのHDLを増加させる化合物;スクアレンシンターゼインヒビター;FTR(ファルネソイドXレセプター)およびLXR(肝臓Xレセプター)のリガンド;コレスチラミン;フィブラート;ニコチン酸;およびアスピリン。]
[0156] 上述したように、本発明の化合物は、別の活性剤と同時、前、または後に、同じかまたは異なる投与経路で別個に投与しても、同じ医薬組成物において一緒に投与してもよい。]
[0157] 本発明の別の実施態様では、アデノシンレセプターによって媒介される病態を治療するための、式(I)の化合物の使用に関する。]
[0158] 本発明はさらに、喘息、慢性閉塞性肺疾患、血管形成、肺線維症、肺気腫、アレルギー性疾患、炎症、再かん流障害、心筋虚血、アテローム性動脈硬化症、高血圧、うっ血性心不全、網膜症、糖尿病、肥満、炎症性の胃腸系障害、および/または自己免疫疾患を治療するための、式(I)の化合物の使用に関する。]
[0159] 本発明はさらに、アデノシンレセプターによって媒介される病態の治療に有用な医薬品の製造において使用するための、式(I)の化合物の使用に関する。]
[0160] 本発明はさらに、喘息、慢性閉塞性肺疾患、血管形成、肺線維症、肺気腫、アレルギー性疾患、炎症、再かん流障害、心筋虚血、アテローム性動脈硬化症、高血圧、うっ血性心不全、網膜症、糖尿病、肥満、炎症性の胃腸系障害、および/または自己免疫疾患の治療に有用な医薬品の製造における、式(I)の化合物の使用に関する。]
[0161] 本発明はさらに、医薬品として使用するための、上述した医薬組成物に関する。]
[0162] 本発明はさらに、アデノシンレセプターによって媒介される病態、例えば、喘息、慢性閉塞性肺疾患、血管形成、肺線維症、肺気腫、アレルギー性疾患、炎症、再かん流障害、心筋虚血、アテローム性動脈硬化症、高血圧、うっ血性心不全、網膜症、糖尿病、肥満、炎症性の胃腸系障害、および/または自己免疫疾患などを治療するための医薬品を製造するための、上述した医薬組成物または組合せの使用に関する。]
[0163] 本発明を、本発明を限定するものと解されるべきではない以下の実施例によってさらに説明する。当業者であれば、これらの具体的な方法および記述した結果が単なる例示であることを容易に理解するであろう。中間体および最終化合物の構造は、プロトン核磁気共鳴スペクトル(1H NMR)およびLCMSで確認した。]
[0164] [実施例 A1: 1,3-ジプロピル-8-[1-(3-p-トリル-プロパ-2-イン-1-イル)-1H-ピラゾール-4-イル]-3, 7-ジヒドロ-プリン-2, 6-ジオン]]
[0165] (工程I: 1-(3-p-トリル-プロパ-2-イン-1-イル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸エチルエステル)
実施例B1で示すとおりに得た1-プロパ-2-イン-1-イル-1H-ピラゾール-4-カルボン酸エチルエステル(0.200g, 1.1mmol)、4-ヨードトルエン(0.254g, 1.1mol)、ヨウ化銅(0.021g, 0.11mmol)、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)-パラジウム(II) (39mg, 0.06mmol)、トリエチルアミン(2ml)、DMF(2ml)を、10分間脱気し、25℃にて20時間撹拌した。反応混合物を水(10ml)で希釈し、酢酸エチルで抽出した。有機相を塩水で洗浄し、Na2SO4で無水にした。溶媒を蒸発させ、粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン-12:78)で精製して、純粋な1-(3-p-トリル-プロパ-2-イン-1-イル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸エチルエステル化合物(0.226g, 75%)を得た。
1HNMR(400MHz, CDCl3): δ 1.35 (t, J=6.8Hz, 3H); 2.37 (s, 3H); 4.31 (q, J=6.8Hz, 2H); 5.18 (s, 2H); 7.16 (d, J=7.6Hz, 2H); 7.38 (d, J=8Hz, 2H); 7.95 (s, 1H); 8.21 (s, 1H)]
[0166] (工程II: 1-(3-p-トリル-プロパ-2-イン-1-イル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸)
1-(3-p-トリル-プロパ-2-イン-1-イル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸エチルエステル(0.226g, 0.84 mmol)を、THF:メタノール:水の溶媒混合物(3:1:1, 10ml)中に溶解させ、撹拌しながらLiOH (0.071g, 1.7mol)を添加した。次いで、反応混合物を20℃〜25℃にて2時間撹拌した。溶媒を蒸発させ、残渣を水(0.5 ml)で希釈し、希HClで酸性にし、濾過し、乾燥させて、灰白色の沈殿である1-(3-p-トリル-プロパ-2-イン-1-イル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸を得た(0.182g, 90%)。
1HNMR(400MHz, CDCl3): δ 2.37 (s, 3H); 5.2 (s, 2H); 7.16 (d, J=7.6Hz, 2H); 7.38 (d, J=8Hz, 2H); 8.01 (s, 1H); 8.29 (s, 1H)]
[0167] (工程III: 1, 3-ジプロピル-8-[1-(3-p-トリル-プロパ-2-イン-1-イル)-1H-ピラゾール-4-イル]-3, 7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン)
5,6-ジアミノ-1,3-ジプロピル-1H-ピリミジン-2,4-ジオン(0.075g, 0.33 mmol)、1-(3-p-トリル-プロパ-2-イン-1-イル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸(0.080gm, 0.33mmol)、メタノール(5ml)、EDCI(0.089g, 0.46mmol)を混合し、20〜25℃にて12時間撹拌した。この反応混合物を濃縮して、中間体1-(3-p-トリル-プロパ-2-イン-1-イル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸 (6-アミノ-2, 4-ジオキソ-1, 3-ジプロピル)-1, 2, 3, 4-テトラヒドロ-ピリミジン-5イル)アミドを得た(50mg, 34%)。これをヘキサメチルジシラザン(HMDS)に溶解させた。この反応混合物に、硫酸アンモニウム(0.010g)を添加した。この反応混合物を、140℃にて18時間還流させた。揮発性有機物を蒸発させ、残渣を砕いた氷で処理し、生じた沈殿を濾過により取り出した。次いで、この生成物を、カラムクロマトグラフィー(CHCl3中の1%MeOH)で精製して、1, 3-ジプロピル-8-[1-(3-p-トリル-プロパ-2-イン-1-イル)-1H-ピラゾール-4-イル]-3, 7-ジヒドロ-プリン-2, 6-ジオンを得た(0.035g, 92%)。
1HNMR(400MHz,DMSO d6): δ 0.76-0.87 (m, 6H); 1.51-1.57 (m, 2H); 1.68-1.74 (m, 2H); 2.29 (s, 3H); 3.82 (t, J=7.2Hz, 2H); 3.95 (t, J=7.2Hz, 2H); 5.36 (s, 2H); 7.18 (d, J=8Hz, 2H); 7.35 (d. J=8Hz, 2H); 8.08 (s, 1H); 8.49 (s, 1H); 13.9 (bs,1H)]
[0168] [実施例B1: 8-{1-[3-(3-フルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジメチル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン]]
[0169] (3-(3-フルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-オール)
プロパルギルアルコール(0.200g, 5.4mmol)、3-フルオロヨードベンゼン(0.63ml, 5.4mmol)、ヨウ化銅(0.103g, 0.54mol)、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II) (0.190g, 0.3mmol)、ジエチルアミン(10ml)の混合物を、10分間脱気し、25℃にて20時間撹拌した。過剰のジエチルアミンを減圧下で蒸発させて除いた。残渣を水(10 ml)で希釈し、酢酸エチルで抽出した。有機相を塩水で洗浄し、Na2SO4で無水にした。溶媒を蒸発させ、粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン中の10%酢酸エチル)によって精製して、純粋な3-(3-フルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-オールを得た(0.750g, 93%)。
1HNMR(400MHz, CDCl3): δ 1.68 (t, J=4.8Hz, 1H); 4.50 (d, J=4.8Hz, 2H); 7.04-7.05 (m, 1H); 7.13-7.15 (m, 1H); 7.21-7.23 (m, 1H); 7.27-7.30 (m, 1H)]
[0170] (1-(3-ブロモ-プロパ-1-イン-1-イル)-3-フルオロベンゼン)
3-(3-フルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-オール(0.750g, 0.005mol)を、触媒量(0.05ml)のピリジンを含有するジエチルエーテル(10ml)に入れた。次いで、反応混合物を、-5℃〜0℃に冷却した。-5℃〜0℃にて、トリブロモホスフィン(0.26ml, 0.003mol)をゆっくりと添加し、同じ温度にて3時間撹拌した。この反応混合物の反応を、飽和NaHCO3溶液で停止させ、酢酸エチルで抽出した。この有機相を、飽和した塩水で洗浄し、Na2SO4,で無水にし、減圧下で蒸発させて1-(3-ブロモ-プロパ-1-イン-1-イル)-3-フルオロベンゼンを得た(0.805gm, 76%)。
1HNMR(400MHz, CDCl3): δ 4.15 (s, 2H); 7.04-7.08 (m, 1H); 7.13-7.16 (m, 1H); 7.22-7.24 (m, 1H); 728-7.32 (m, 1H)]
[0171] (工程I: 8-{1-[3-(3-フルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジメチル-7-(2-トリメチルシラニル-エトキシメチル)-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン)
1, 3-ジメチル-8-(1H-ピラゾール-4-イル)-7-(2-トリメチルシラニル-エトキシメチル)-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン(US6825349の手順にしたがって得たもの) (0.100g, 0.27mmol)、1-(3-ブロモ-プロパ-1-イン-1-イル)-3-フルオロベンゼン(0.057g, 0.27mmol)、K2CO3 (0.086mg, 0.62mmol)、およびアセトン(5ml)の混合物を、80℃にて5時間還流させた。この反応混合物を、室温に冷却し、固体K2CO3を濾過により除き、過剰の有機溶媒を減圧下で蒸発させた。生成物を、カラムクロマトグラフィー(クロロメタン中2%メタノール)によって精製して、純粋な8-{1-[3-(3-フルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジメチル-7-(2-トリメチルシラニル-エトキシメチル)-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオンを得た(0.111g, 82%)。
1HNMR(400MHz, CDCl3): δ 0.12 (s, 9H); 0.96 (t, J=7.2Hz, 2H); 3.45 (s, 3H); 3.66 (s, 3H); 3.82 (t, J=8.4Hz, 2H); 5.26 (s, 2H); 5.82 (s, 2H); 7.09-7.1 (m, 1H); 7.20 (m, 1H); 7.28-7.33 (m, 2H); 8.20 (s, 1H); 8.43 (s, 1H)]
[0172] (工程II: 8-{1-[3-(3-フルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジメチル-3,7-ジヒドロ-プリン-2, 6-ジオン)
EtOH (5 mL)中の8-{1-[3-(3-フルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジメチル-7-(2-トリメチルシラニル-エトキシメチル)-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン(0.100g, 0.19mmol)を、2N HCl(1.1mL)で処理し、80℃にて2時間加熱した。この反応混合物を、減圧下で濃縮し、残渣を、ジエチルエーテルを用いて結晶化させて、8-{1-[3-(3-フルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジメチル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオンを白色固体として得た(0.040mg, 54%)。
1HNMR(400MHz,DMSO d6): δ 3.26 (s, 3H); 3.47 (s, 3H); 5.42 (s, 2H); 7.29-7.38 (m, 3H); 7.43-7.47 (m, 1H); 8.13 (s, 1H); 8.53 (s, 1H); 13.6 (bs, 1H)]
[0173] 実施例B2〜B58は、実施例B1と類似の方法で、適切な中間体から合成した。]
[0174] ]
[0175] [実施例C1: 1,3-ジプロピル-8-{4-[3-(4-トリフルオロメトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-フェニル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン]]
[0176] (工程-I: 4-ベンジルオキシ-安息香酸メチルエステル)
4-ヒドロキシ-安息香酸メチル(10.0 g, 0.066mol)および炭酸カリウム(20.9 g, 0.098mol)を、アセトン(50 ml)に入れ、50℃にて1時間撹拌した。この反応混合物に、ベンジルブロマイド(8.6 ml, 0.072 mol)を添加し、80℃にて5時間加熱した。この混合物を室温に冷却し、濾過し、アセトンで洗浄した。溶媒を除去して、4-ベンジルオキシ-安息香酸 メチルエステルを、白色固体として得た(16 g, 100 %)。
1HNMR(400MHz, CDCl3): δ 3.85 (s, 3H); 5.17 (s, 2H); 6.99 (d, J=8.8Hz, 2H); 7.38-7.42 (m, 5H); 8.00 (d, J=8.8Hz, 2H)]
[0177] (工程II: 4-ベンジルオキシ-安息香酸)
4-ベンジルオキシ-安息香酸メチルエステル(8.0 g, 0.033mol)を、THF:メタノール:水(3:2:1, 80ml)に溶解させた。この反応混合物にNaOH (1.98g, 0.05mol)を添加し、50〜55℃にて3時間撹拌した。溶媒を除去し、残渣を水で希釈し、ヘキサンで洗浄し、希HClで酸性にして、4-ベンジルオキシ-安息香酸を白色固体として得た(7.0 g, 92 %)。
1HNMR(400MHz, CDCl3): δ 5.14 (s, 2H); 7.02 (d, J=8.8Hz, 2H); 7.4-7.42 (m, 5H); 8.05 (d, J=8.8Hz, 2H)]
[0178] (工程III: 8-(4-ベンジルオキシ-フェニル)-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン)
4-ベンジルオキシ-安息香酸(0.868 g, 3.8 mmol)、5,6-ジアミノ-1,3-ジプロピル-1H-ピリミジン-2,4-ジオン(1.0g, 3.8 mmol)、メタノール(15ml)、EDCI(0.95 g, 4.9 mmol)の混合物を、室温にて20時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、水を添加して、中間体N-(6-アミノ-2,4-ジオキソ-1,3-ジプロピル-1,2,3,4-テトラヒドロ-ピリミジン-5-イル)-4-ベンジルオキシ-ベンズアミドを得た。これをメタノール(32 ml)に溶解させ、10% NaOH (24ml)を添加した。この混合物を、80℃〜90℃にて3時間加熱した。この混合物を冷却し、溶媒を除去した。残渣を水(20 ml)に溶解させ、希HClで酸性にして、8-(4-ベンジルオキシ-フェニル)-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオンを白色固体とした得た(1.2 g , 75 % )。
1HNMR(400MHz,DMSO d6): δ 0.82-0.89 (m, 6H); 1.52-1.57 (m, 2H); 1.68-1.73 (m, 2H); 3.83 (t, J=7.2Hz, 2H); 3.98 (t, J=6.8Hz, 2H); 5.14 (s, 2H); 7.09 (d, J=8.8Hz, 2H); 7.3-7.45 (m, 5H); 8.03 (d, J=8.8Hz, 2H); 13.58 (bs, 1H)]
[0179] (工程IV: 8-(4-ベンジルオキシ-フェニル)-1,3-ジプロピル-7-(2-トリメチルシラニル-エトキシメチル)-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン)
8-(4-ベンジルオキシ-フェニル)-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン(1.2 g, 2.9 mmol)および炭酸カリウム(1.19 g, 8.6 mmol)を、DMF(15 ml)に入れ、0℃にて2-(トリメチルシリル)エトキシメチルクロライド(1.52 ml, 8.6 mmol)を滴下により添加し、混合物を、室温にて20時間撹拌した。この混合物を、10℃に冷却し、水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。有機相を飽和した塩水で洗浄し、Na2SO4で無水にした。溶媒を除去し、得られた残渣をカラムクロマトグラフィーでさらに精製して、純粋な8-(4-ベンジルオキシ-フェニル)-1,3-ジプロピル-7-(2-トリメチルシラニル-エトキシメチル)-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオンを得た(1.12 g, 71 % )。
1HNMR(400MHz, CDCl3): δ 0.12 (s, 9H); 0.94-1.00 (m, 8H); 1.66-1.72 (m, 2H); 1.81-1.86 (m, 2H); 3.89 (t, J=8.4Hz, 2H); 4.00 (t, J=7.6Hz, 2H); 4.13 (t, J=7.2Hz, 2H); 4.70 (s, 2H); 5.71 (s, 2H); 7.08 (d. J=8.8Hz, 2H); 7.34-7.45 (m, 5H); 7.93 (d, J=8.8Hz, 2H).]
[0180] (工程V: 8-(4-ヒドロキシ-フェニル)-1, 3-ジプロピル-7-(2-トリメチルシラニル-エトキシメチル)- 3, 7-ジヒドロ-プリン-2, 6-ジオン)
メタノール(10ml)中の8-(4-ベンジルオキシ-フェニル)-1,3-ジプロピル-7-(2-トリメチルシラニル-エトキシメチル)-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン(0.500 g, 0.91 mmol)に、10% Pd/C (0.150 g)を添加し、室温、水素雰囲気下で2時間撹拌した。この混合物を濾過し、溶媒を除去し、残渣をヘキサンで洗浄して、8-(4-ヒドロキシ-フェニル)-1, 3-ジプロピル-7-(2-トリメチルシラニル-エトキシメチル)-3, 7-ジヒドロ-プリン-2, 6-ジオンを白色結晶として得た(0.398 g, 95 %)。
1HNMR(400MHz, CDCl3): δ 0.12 (s, 9H); 0.94-1.00 (m, 8H); 1.66-1.72 (m, 2H); 1.81-1.86 (m, 2H); 3.89 (t, J=8.4Hz, 2H); 4.00 (t, J=7.6Hz, 2H); 4.13 (t, J=7.2Hz, 2H); 5.71 (s, 2H); 7.08 (d. J=8.8Hz, 2H); 7.93 (d, J=8.8Hz, 2H)]
[0181] (工程VI: 1, 3-ジプロピル-8-{4-[3-(4-トリフルオロメトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-フェニル}-7-(2-トリメチルシラニル-エトキシメチル)-3, 7-ジヒドロ-プリン-2, 6-ジオン)
アセトン(10 ml)中の、8-(4-ヒドロキシ-フェニル)-1,3-ジプロピル-7-(2-トリメチルシラニル-エトキシメチル)-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン (0.100 g, 0.22 mmol)、炭酸カリウム(0.076g, 0.53mmol)、および1-(3-ブロモ-プロパ-1-イン-1-イル)-4-トリフルオロメトキシ-ベンゼン(実施例E1で示す通りに得たもの) (0.073g, 0.26 mmol)の混合物を、80℃にて2時間加熱した。この混合物を、室温に冷却し、濾過し、アセトンで洗浄した。溶媒を蒸発させて残渣を得、これをプレパラティブTLCによって精製して、1, 3-ジプロピル-8-{4-[3-(4-トリフルオロメトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-フェニル}-7-(2-トリメチルシラニル-エトキシメチル)-3, 7-ジヒドロ-プリン-2, 6-ジオンを淡黄色固体として得た(0.053 g, 37 %).。
1HNMR(400MHz, CDCl3): δ 0.10 (s, 9H); 0.97-10.5 (m, 8H); 1.71-1.74 (m, 2H); 1.86-1.88 (m, 2H); 3.90 (t, J=8Hz, 2H); 4.03 (t, J=7.2Hz, 2H); 4.22 (t, J=7.2Hz, 2H); 5.01 (s, 2H); 5.75 (s, 2H); 7.18 (d, J=8.8Hz, 2H); 7.26 (d, J=8.8Hz, 2H); 7.49 (d, J=8.8Hz, 2H); 8.04 (d, J=8.8Hz, 2H)]
[0182] (工程VII: 1,3-ジプロピル-8-{4-[3-(4-トリフルオロメトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-フェニル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン)
1,3-ジプロピル-8-{4-[3-(4-トリフルオロメトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-フェニル}-7-(2-トリメチルシラニル-エトキシメチル)-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン (0.053g, 0.055 mmol)、2N HCl (2 ml)、エタノール(2 ml)の混合物を、85℃にて2時間加熱した。この混合物を冷却し、溶媒を蒸発させた。残渣をn-ペンタンで洗浄し、1,3-ジプロピル-8-{4-[3-(4-トリフルオロメトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-フェニル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオンを得た(0.038 g, 88 %)。
1HNMR(400MHz,DMSO d6): δ 0.84-0.90 (m, 6H); 1.54-1.559 (m, 2H); 1.7-1.75 (m, 2H); 3.85 (t, J=7.6Hz, 2H); 3.99 (t, J=7.2Hz, 2H); 5.13 (s, 2H); 7.17 (d, J=8.8Hz, 2H); 7.37 (d, J=8.4Hz, 2H); 7.59 (d, J=8.4Hz, 2H); 8.09 (d, J=8.8Hz, 2H); 13.61 (s, 1H)]
[0183] 実施例C2〜C15は、実施例C1と類似の方法で、適切な中間体から合成した。]
[0184] ]
[0185] [実施例D1: 8-{1-[4-(4-メチル-ピペラジン-1-イル)-ブタ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン]]
[0186] (工程I: 8-{1-[4-(4-メチル-ピペラジン-1-イル)-ブタ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-7-(2-トリメチルシラニル-エトキシメチル)-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン)
1,3-ジプロピル-8-(1-プロパ-2-イン-1-イル-1H-ピラゾール-4-イル)-7-(2-トリメチルシラニル-エトキシメチル)-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン(0.1 g, 0.212 mmol)、N-メチルピペラジン(0.025 g, 0.254 mmol)、ホルムアルデヒド(0.08 ml)、CuI (0.008 g)、およびDMSO (2 ml)の混合物を、30℃にて72時間撹拌した。この混合物を25℃に冷却し、残渣を水(10 ml)で希釈し、酢酸エチルで抽出した(2x10 ml)。有機相を飽和した塩水(50 ml)で洗浄し、Na2SO4で無水にした。溶媒を蒸発させて、純粋な8-{1-[4-(4-メチル-ピペラジン-1-イル)-ブタ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-7-(2-トリメチルシラニル-エトキシメチル)-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオンを得た(0.105 g, 85 %)。
1HNMR(400MHz, DMSO d6): δ 0.10 (s, 9H); 0.82-0.93 (m, 8H); 1.54-1.57 (m, 2H); 1.70-1.72 (m, 2H); 2.49-2.53 (m, 8H); 3.29 (s, 3H); 3.39-3.41 ( m, 2H); 3.66 (t, J=8Hz, 2H); 3.86 (t, J=6.4Hz, 2H); 3.96-4.0 (m, 2H); 5.19 (s, 2H); 5.76 (s, 2H); 8.02 (s, 1H); 8.40 (s, 1H).]
[0187] (工程II: 8-{1-[4-(4-メチル-ピペラジン-1-イル)-ブタ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン)
8-{1-[4-(4-メチル-ピペラジン-1-イル)-ブタ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-7-(2-トリメチルシラニル-エトキシメチル)-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン (0.105 g, 0.180 mmol)、2N HCl (2 ml)、エタノール(4 ml)の混合物を、85℃にて2時間加熱した。この混合物を冷却し、溶媒を蒸発させた。残渣をジメチルエーテルから結晶化させ、プレパラティブTLCによって精製して、純粋な8-{1-[4-(4-メチル-ピペラジン-1-イル)-ブタ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオンを得た(0.042g, 52 %)。
1HNMR(400MHz,DMSO d6): δ 0.82-0.89 (m, 6H); 1.51-1.53 (m, 2H); 1.68-1.70 (m, 2H); 2.12 (s, 2H); 2.44-2.50 ( m, 8H); 3.31 (s, 3H); 3.81 (t, J=6.8Hz, 2H); 3.92 (t, J=6.8Hz, 2H); 5.07 (s, 2H); 7.82 (s, 1H); 8.09 (s, 1H).]
[0188] 実施例D2〜D6は、実施例D1と類似の方法で、適切な中間体から合成した。]
[0189] ]
[0190] [実施例E1: 1-プロピル-8-[1-(3-p-トリル-プロパ-2-イン-1-イル)-1H-ピラゾール-4-イル]-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン]]
[0191] (工程I: 1-プロピル-8-[1-(3-p-トリル-プロパ-2-イン-1-イル)-1H-ピラゾール-4-イル]-3,7-ビス-(2-トリメチルシラニル-エトキシメチル)-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン)
1-プロピル-8-(1H-ピラゾール-4-イル)-3,7-ビス-(2-トリメチルシラニル-エトキシメチル)-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン(US20080194593の手順に従って調製したもの) (0.1g, 0.18 mmol)、1-(3-ブロモ-プロパ-1-イン-1-イル)-4-メチル-ベンゼン(実施例E1に従って調製したもの) (0.039g, 0.18 mmol)、炭酸カリウム(0.051g, 0.37 mmol)、およびアセトン(10 ml)の混合物を、50℃〜55℃にて16時間加熱した。反応混合物を、20℃〜25℃に冷却し、濾過した。濾液を蒸発させ、残渣をプレパラティブTLCで精製して、1-プロピル-8-[1-(3-p-トリル-プロパ-2-イン-1-イル)-1H-ピラゾール-4-イル]-3,7-ビス-(2-トリメチルシラニル-エトキシメチル)-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオンを褐色の粘稠な塊として得た(0.035 g, 28%)。
1HNMR(400MHz,DMSO d6): δ 0.12 (s, 18H); 0.91-1.02 (m, 7H); 1.68-1.69 (m, 2H); 2.36 (s, 3H); 3.75-3.80 (m, 4H); 3.99 (t, J=7.6Hz, 2H); 5.22 (s, 2H); 5.6 (s, 2H); 5.78 (s, 2H); 7.13 (d, J=7.6Hz, 2H); 7.37 (d, J=7.6Hz, 2H); 8.15 (s, 1H); 8.42 (s, 1H).]
[0192] (工程II: 1-プロピル-8-[1-(3-p-トリル-プロパ-2-イン-1-イル)-1H-ピラゾール-4-イル]-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン)
工程Iで得た1-プロピル-8-[1-(3-p-トリル-プロパ-2-イン-1-イル)-1H-ピラゾール-4-イル]-3,7-ビス-(2-トリメチルシラニル-エトキシメチル)-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン(0.035 g, 0.053 mmol)、2 N HCl (1.5 ml)、エタノール(3 ml)の混合物を、85℃にて6時間加熱した。この混合物を、10℃〜15℃に冷却した。得られた固体を、濾過し、水(1ml)、エタノール(1ml)で洗浄して、1-プロピル-8-[1-(3-p-トリル-プロパ-2-イン-1-イル)-1H-ピラゾール-4-イル]-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオンを褐色固体として得た(0.009 g, 47 %)。
1HNMR(400MHz,DMSO d6): δ 0.84 (t, J=7.2Hz, 3H); 1.50-1.55 (m, 2H); 2.24 (s, 3H); 3.76 (t, J=7.2Hz, 2H); 5.34 (s, 2H); 7.17-7.19 (m, 2H); 7.34-7.36 (m, 2H); 8.04 (s, 1H); 8.44 (s, 1H); 11.81 (bs, 1H); 13.39 (bs,1H)]
[0193] 実施例E2〜E8は、実施例E1と類似の方法で、適切な中間体から合成した。]
[0194] ]
[0195] [実施例F1: 8-{1-[3-(4-フルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-7-メチル-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン]]
[0196] 8-{1-[3-(4-フルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン(0.035g, 0.08 mmol)、炭酸カリウム(0.022g, 0.16 mmol)、ヨウ化メチル(0.005 ml, 0.088 mmol)、およびDMF(2 ml)の混合物を、50℃にて20時間加熱した。この混合物を、室温に冷却し、水(10 ml)で希釈した。水性相を酢酸エチルで抽出した。有機相を水および飽和塩水で洗浄し、Na2SO4で無水にした。溶媒を蒸発させ、残渣をヘキサンから結晶化させて標題化合物を得た(0.022 g, 61 %)。
1HNMR(400MHz, CDCl3): δ 0.94-0.99(m, 6H); 1.65-1.71 (m, 2H); 1.77-1.83 (m, 2H); 3.97 (t, J=7.6Hz, 2H); 4.05 (t, J=7.6Hz, 2H); 4.11 (s, 3H); 5.23 (s, 2H); 7.01-7.05 (m, 2H); 7.44-7.47 (m, 2H), 7.96 (s, 1H); 8.18 (s, 1H).]
[0197] 実施例F2〜F8は、実施例F1と類似の方法で、適切な中間体から合成した。]
[0198] ]
[0199] [実施例G1: 8-{1-[3-(3-ヒドロキシメチル-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン]]
[0200] (工程I: 8-{1-[3-(3-ヒドロキシメチル-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-7-(2-トリメチルシラニル-エトキシメチル)-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン)
THF (5ml)中の3-(3-{4-[2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-7-(2-トリメチルシラニル-エトキシメチル)-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル]-ピラゾール-1-イル}-プロパ-1-イン-1-イル)-安息香酸エチルエステル(50 mg, 0.08 mmol)に、NaBH4 (5 mg, 0.16 mmol)を、0℃にてゆっくりと添加した。これを3時間室温にて撹拌した。この反応混合物に、水を添加して、酢酸エチルで抽出した。有機相を塩水で洗浄し、Na2SO4で無水にした後、減圧下で濃縮した。得られた残渣を、カラムクロマトグラフィーで精製して、8-{1-[3-(3-ヒドロキシメチル-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-7-(2-トリメチルシラニル-エトキシメチル)-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオンを黄色オイルとして得た(25 mg, 54 %)。
1HNMR(400MHz, CDCl3): δ 0.86-1.01 (m, 8H); 1.66-1.72 (m, 2H); 1.80-1.86 (m, 2H); 3.79-3.83 (t, J=8.4Hz, 2H); 3.98-4.01 (t, J= 7.2Hz, 2H); 4.09-4.13 (t, J=7.2Hz); 4.69 (s, 2H); 5.24 (s, 2H); 5.79 (s, 2H); 7.26-7.42 (m, 3H); 7.50 (s, 1H); 8.16 (s, 1H); 8.39 (s, 1H)]
[0201] (工程II: 8-{1-[3-(3-ヒドロキシメチル-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン)
8-{1-[3-(3-ヒドロキシメチル-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-7-(2-トリメチルシラニル-エトキシメチル)-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン(25 mg)のエタノール(3 ml)溶液に、HCl水溶液(2 N, 1 ml)を添加し、反応混合物を2時間還流させた。揮発成分を蒸発させ、得られた残渣を酢酸エチルに溶解させた。有機相を水、塩水で洗浄し、Na2SO4で無水にし、減圧下で濃縮した。得られた残渣をカラムによって精製して、8-{1-[3-(3-ヒドロキシメチル-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオンを白色固体として得た(10 mg, 52 %)。
1HNMR(400MHz, CDCl3): δ 0.96-1.00(m, 6H); 1.69-1.75(m, 2H); 1.80-1.86(m, 2H); 4.05-4.14(m, 4H); 4.68(s, 2H); 5.24(s, 2H); 7.25-7.40(m, 3H); 7.51(s, 1H); 8.3(s, 1H); 8.42(s, 1H).]
[0202] (実施例H1: 4-{3-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-プロパ-1-イン-1-イル}-ベンゼンスルホンアミド)]
[0203] 1,3-ジプロピル-8-(1-プロパ-2-イン-1-イル-1H-ピラゾール-4-イル)-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン(200mg, 0.59mmol)、4-ヨード-ベンゼンスルホンアミド(166mg, 0.59mmol)、ヨウ化銅(10mg, 0.059mmol)、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)-パラジウム(II) (21mg, 0.03mmol),トリエチルアミン(2ml)、DMF(2ml)の混合物を、10分間脱気し、室温にて20時間撹拌した。この反応混合物を、水(10 ml)で希釈し、DCM (3X10ml)で抽出した。有機相を塩水(2X15ml)で洗浄し、Na2SO4で無水にした。揮発性有機物を蒸発させ、粗生成物を、HPLCを用いて精製して、純粋な4-{3-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-プロパ-1-イン-1-イル}-ベンゼンスルホンアミドを得た(4.2 mg, 2%)。
1HNMR(400MHz,DMSO d6): δ 0.87-0.90 (m, 6H); 3.86 (t, J=6.8Hz, 2H); 3.99 (t, J=6.8Hz, 2H); 5.45 (s, 2H) 7.5 (s, 2H); 7.70 (d, J=8.4Hz, 2H); 7.85 (d, J=8.4Hz, 2H); 8.12 (s, 1H); 8.41 (s, 1H); 8.51 (s, 1H)]
[0204] (実施例I1: 3-{3-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-プロパ-1-イン-1-イル}-ベンズアミド)]
[0205] (工程I: 3-(3-{4-[2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-7-(2-トリメチルシラニル-エトキシメチル)-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル]-ピラゾール-1-イル}-プロパ-1-イン-1-イル)-ベンズアミド)
3-(3-{4-[2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-7-(2-トリメチルシラニル-エトキシメチル)-2,
3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル]-ピラゾール-1-イル}-プロパ-1-イン-1-イル)-安息香酸(100mg, 0.17mmol)、炭酸アンモニウム(33mg, 0.34mmol)、HOBT(36mg, 0.24mmol)、およびN-メチルモルホリン(34mg, 0.34mmol)をDMF(2ml)に入れ、冷却下でEDCI(130mg, 0.68mmol)を添加し、室温にて18時間撹拌した。この反応混合物を、水(10 ml)で希釈し、DCM (3X5ml)で抽出した。有機相を塩水(2X10ml)で洗浄し、Na2SO4で無水にした。有機溶媒を蒸発させ、粗生成物を、HPLCを用いて精製して、3-(3-{4-[2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-7-(2-トリメチルシラニル-エトキシメチル)-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル]-ピラゾール-1-イル}-プロパ-1-イン-1-イル)-ベンズアミドを得た(33mg, 18%)。
1HNMR(400MHz,DMSO d6): δ 0.12 (s, 9H); 0.84-0.91 (m, 8H); 1.58 (q, J=6.8Hz, 2H); 1.73 (q, J=7.2Hz, 2H); 3.69 (t, J=8.4Hz, 2H); 3.87 (t, J=7.2Hz, 2H); 4.01 (t, J=7.2Hz, 2H); 5.47 (s, 2H); 5.80 (s, 2H); 7.49-7.53 (m, 2H); 7.65 (d, J=7.6Hz, 1H); 7.92 (d, J=7.6Hz, 1H); 7.99 (s, 1H); 8.10 (s, 1H); 8.14 (s, 1H); 8.56 (s, 1H).]
权利要求:

請求項1
式(I):の化合物、またはその互変異性体、多形体、立体異性体、プロドラッグ、溶媒和物、もしくは薬学的に許容可能なその塩:式中、Yは、NまたはCHから選択され;R1およびR2は、独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシアルキル、カルボキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリールアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、およびヘテロシクリルアルキルからなる群から選択され[この場合において、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシアルキル、カルボキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリールアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、およびヘテロシクリルアルキルは、非置換であるか、または、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルケニル、アシル、アシルアミノ、アシルオキシ、アミノ、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリールアミノ、シクロアルキルアミノ、ヘテロアリールアミノ、ヘテロシクリルアミノ、アミノカルボニル、アルコキシカルボニルアミノ、アジド、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ケト、チオカルボニル、カルボキシ、アルキルカルボキシ、カルボキシアルキル、-SO3H、アリール、アリールオキシ、シクロアルキルオキシ、ヘテロアリール、アミノカルボニルアミノ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシ、ヒドロキシアミノ、アルコキシアミノ、ニトロ、-S(O)2NRaRa、-NRaS(O)2Ra、もしくは-S(O)pRbで置換されている(この場合において、各置換基は、非置換であるか、または、アルキル、カルボキシ、カルボキシアルキル、アミノカルボニル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロゲン、アミノ、置換アミノ、CF3、シアノ、および-S(O)pRcから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されており;この場合において、各Raは、水素、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、およびヘテロシクリルアルキルからなる群から独立に選択され;Rbは、水素、アルキル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリルであり;Rcは、アルキル、アリール、またはヘテロアリールであり、pは0、1、または2である)];R3は、水素およびアルキルからなる群から選択され[この場合において、アルキルは、非置換であるか、または、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルケニル、アシル、アシルアミノ、アシルオキシ、アミノ、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリールアミノ、シクロアルキルアミノ、ヘテロアリールアミノ、ヘテロシクリルアミノ、アミノカルボニル、アルコキシカルボニルアミノ、アジド、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ケト、チオカルボニル、カルボキシ、アルキルカルボキシ、カルボキシアルキル、カルボキシアルキルオキシ、アルキルカルボキシアルキルオキシ、-SO3H、アリール、アリールオキシ、シクロアルキルオキシ、ヘテロアリール、アミノカルボニルアミノ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシ、ヒドロキシアミノ、アルコキシアミノ、CF3、ニトロ、-S(O)2NRaRa、-NRaS(O)2Ra、もしくは-S(O)pRbで置換されている(この場合において、各置換基は、非置換であるか、または、アルキル、カルボキシ、カルボキシアルキル、アミノカルボニル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロゲン、アミノ、置換アミノ、CF3、シアノ、および-S(O)pRcから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されており;この場合において、各Raは、水素、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、およびヘテロシクリルアルキルからなる群から独立に選択され;Rbは、水素、アルキル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリルであり;Rcは、アルキル、アリール、またはヘテロアリールであり、pは0、1、または2である)];Xは、非置換もしくは置換のアリーレンであるかまたは非置換もしくは置換のヘテロアリーレンであるかのいずれかであり;Aは、-O-、-C(O)NR4、-NR4C(O)-、および-(CR5R6)q-(qは、1または2であり、R4は、水素およびアルキルからなる群から選択される)からなる群から選択され[この場合において、アルキルは、非置換であるか、または、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルケニル、アシル、アシルアミノ、アシルオキシ、アミノ、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリールアミノ、シクロアルキルアミノ、ヘテロアリールアミノ、ヘテロシクリルアミノ、アミノカルボニル、アルコキシカルボニルアミノ、アジド、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ケト、チオカルボニル、カルボキシ、アルキルカルボキシ、カルボキシアルキル、-SO3H、アリール、アリールオキシ、シクロアルキルオキシ、ヘテロアリール、アミノカルボニルアミノ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシ、ヒドロキシアミノ、アルコキシアミノ、CF3、ニトロ、-S(O)2NRaRa、-NRaS(O)2Ra、および-S(O)pRbで置換されており(この場合において、各置換基は、非置換であるか、または、アルキル、カルボキシ、カルボキシアルキル、アミノカルボニル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロゲン、アミノ、置換アミノ、CF3、シアノ、および-S(O)pRcから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されており;この場合において、各Raは、水素、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、およびヘテロシクリルアルキルからなる群から独立に選択され;Rbは、水素、アルキル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリルであり;Rcは、アルキル、アリール、またはヘテロアリールであり、pは0、1、または2である);R5およびR6は、水素、ハロゲン、アルキル、ヒドロキシル、アルコキシ、および-C(O)R7からなる群から独立に選択される(この場合において、アルキルおよびアルコキシは、非置換であるか、または、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、もしくはCF3で置換されている)か、あるいは、R5およびR6は、一緒になってO、S、またはシクロアルキルを表す(この場合において、R7は、ヒドロキシル、および非置換または置換のアミノから選択され;mおよびnは、独立に、0、1、2、3、4、5、および6から選択される)];Bは、非置換または置換のアルキニル、非置換または置換のアルケニル、非置換または置換のシクロアルキル、および非置換または置換のヘテロシクリルからなる群から選択され;かつ、Dは、置換アリール、置換ヘテロアリール、置換アリールアルキル、置換ヘテロアリールアルキル、置換シクロアルキルアルキル、および置換ヘテロシクリルアルキルからなる群から選択される[この場合において、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、およびヘテロシクリルアルキルは、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルケニル、アシル、アシルアミノ、アシルオキシ、アミノ、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリールアミノ、シクロアルキルアミノ、ヘテロアリールアミノ、ヘテロシクリルアミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アジド、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、CF3、OCF3、ケト、チオカルボニル、カルボキシ、アルキルカルボキシ、カルボキシアルキル、-SO3H、アリール、アリールオキシ、シクロアルキルオキシ、ヘテロアリール、アミノカルボニルアミノ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシ、ヒドロキシアミノ、アルコキシアミノ、ニトロ、-C(O)R、-S(O)2NRaRa、-NRaS(O)2Ra、および-S(O)pRbから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されている(この場合において、各置換基は、非置換であるか、または、アルキル、カルボキシ、カルボキシアルキル、アミノカルボニル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロゲン、CF3、OCF3、アミノ、置換アミノ、シアノ、および-S(O)pRcから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されており;この場合において、Rは、水素、ヒドロキシル、アルキル、アルコキシ、アミノ、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、およびヘテロシクリルからなる群から選択され;各Raは、水素、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、およびヘテロシクリルアルキルからなる群から独立に選択され;Rbは、水素、アルキル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリルであり;Rcは、アルキル、アリール、またはヘテロアリールであり、pは0、1、または2である)]。
請求項2
Yは、Nであり;R1およびR2は、独立に、水素、アルキル、アルケニル、およびアルキニルからなる群から選択され[この場合において、アルキル、アルケニル、アルキニルは、非置換であるか、または、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルケニル、アシル、アシルアミノ、アシルオキシ、アミノ、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリールアミノ、シクロアルキルアミノ、ヘテロアリールアミノ、ヘテロシクリルアミノ、アミノカルボニル、アルコキシカルボニルアミノ、アジド、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ケト、チオカルボニル、カルボキシ、アルキルカルボキシ、カルボキシアルキル、-SO3H、アリール、アリールオキシ、シクロアルキルオキシ、ヘテロアリール、アミノカルボニルアミノ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシ、ヒドロキシアミノ、アルコキシアミノ、ニトロ、-S(O)2NRaRa、-NRaS(O)2Ra、もしくは-S(O)pRbで置換されている(この場合において、各Raは、水素、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、およびヘテロシクリルアルキルからなる群から独立に選択され;Rbは、水素、アルキル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリルであり;Rcは、アルキル、アリール、またはヘテロアリールであり、pは0、1、または2である)];R3は、水素およびアルキルからなる群から選択され[この場合において、アルキルは、非置換であるか、または、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルケニル、アシル、アシルアミノ、アシルオキシ、アミノ、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリールアミノ、シクロアルキルアミノ、ヘテロアリールアミノ、ヘテロシクリルアミノ、アミノカルボニル、アルコキシカルボニルアミノ、アジド、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ケト、チオカルボニル、カルボキシ、アルキルカルボキシ、カルボキシアルキル、カルボキシアルキルオキシ、アルキルカルボキシアルキルオキシ、-SO3H、アリール、アリールオキシ、シクロアルキルオキシ、ヘテロアリール、アミノカルボニルアミノ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシ、ヒドロキシアミノ、アルコキシアミノ、CF3、ニトロ、-S(O)2NRaRa、-NRaS(O)2Ra、もしくは-S(O)pRbで置換されている(この場合において、各Raは、水素、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、およびヘテロシクリルアルキルからなる群から独立に選択され;Rbは、水素、アルキル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリルであり;Rcは、アルキル、アリール、またはヘテロアリールであり、pは0、1、または2である)];Xは、非置換もしくは置換のアリーレンであるかまたは非置換もしくは置換のヘテロアリーレンであるかのいずれかであり;Aは、-O-、-C(O)NR4、-NR4C(O)-、および-(CR5R6)q-(qは、1または2であり、R4は、水素およびアルキルからなる群から選択される)からなる群から選択され[この場合において、アルキルは、非置換であるか、または、ハロゲン、CF3、アリールで置換されており;R5およびR6は、水素、ハロゲン、アルキル、およびヒドロキシルからなる群から独立に選択されるか、あるいは、R5およびR6は、一緒になってOまたはシクロアルキルを表す(この場合において、mおよびnは、独立に、0、1、および2から選択される)];Bは、非置換または置換のアルキニル、非置換または置換のシクロアルキル、および非置換または置換のヘテロシクリルからなる群から選択され;かつ、Dは、置換アリール、置換ヘテロアリール、置換アリールアルキル、置換ヘテロアリールアルキル、置換シクロアルキルアルキル、および置換ヘテロシクリルアルキルからなる群から選択される[この場合において、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、およびヘテロシクリルアルキルは、アルキル、アルコキシ、アシル、アシルアミノ、アシルオキシ、アミノ、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリールアミノ、シクロアルキルアミノ、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、CF3、OCF3、カルボキシ、アルキルカルボキシ、カルボキシアルキル、-SO3H、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、-C(O)R、-S(O)2NRaRa、-NRaS(O)2Ra、および-S(O)pRbから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されている(この場合において、各置換基は、非置換であるか、または、アルキル、カルボキシ、カルボキシアルキル、アミノカルボニル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロゲン、CF3、OCF3、アミノ、置換アミノ、シアノ、および-S(O)pRcから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されており;この場合において、Rは、アミノ、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、およびヘテロシクリルからなる群から選択され;各Raは、水素、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、およびヘテロシクリルアルキルからなる群から独立に選択され;Rbは、水素、アルキル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリルであり;Rcは、アルキル、アリール、またはヘテロアリールであり、pは0、1、または2である)]、請求項1に記載の式(I)の化合物、またはその互変異性体、多形体、立体異性体、プロドラッグ、溶媒和物、もしくは薬学的に許容可能なその塩。
請求項3
Yは、Nであり;R1およびR2は、独立に、水素およびアルキルからなる群から選択され[この場合において、アルキルは、非置換であるか、または、アルケニル、アルコキシ、アシルアミノ、アミノ、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、カルボキシ、アルキルカルボキシ、カルボキシアルキル、-SO3H、もしくはアリールで置換されている];R3は、水素およびアルキルからなる群から選択され;Xは、非置換もしくは置換のアリーレンであるかまたは非置換もしくは置換のヘテロアリーレンであるかのいずれかであり;Aは、-O-、-C(O)NR4、-NR4C(O)-、および-(CR5R6)q-からなる群から選択され[式中、qは、1または2であり;R4は、水素およびアルキルからなる群から選択され(この場合において、アルキルは、非置換であるか、または、ハロゲン、CF3、アリールで置換されており);R5およびR6は、水素、ハロゲン、アルキル、およびヒドロキシルからなる群から独立に選択されるか、あるいは、R5およびR6は、一緒になってOまたはシクロアルキルを表す(この場合において、mおよびnは、独立に、0、1、および2から選択される)];Bは、非置換または置換のアルキニル、非置換または置換のシクロアルキル、および非置換または置換のヘテロシクリルからなる群から選択され;かつ、Dは、置換アリール、置換ヘテロアリール、置換アリールアルキル、置換ヘテロアリールアルキル、置換シクロアルキルアルキル、および置換ヘテロシクリルアルキルからなる群から選択される[この場合において、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、およびヘテロシクリルアルキルは、アルキル、アルコキシ、アシル、アシルアミノ、アシルオキシ、アミノ、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリールアミノ、シクロアルキルアミノ、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、CF3、OCF3、カルボキシ、アルキルカルボキシ、カルボキシアルキル、-SO3H、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、-C(O)R、-S(O)2NRaRa、-NRaS(O)2Ra、および-S(O)pRbから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されている(この場合において、各置換基は、非置換であるか、または、アルキル、カルボキシ、カルボキシアルキル、アミノカルボニル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロゲン、CF3、OCF3、アミノ、置換アミノ、シアノ、および-S(O)pRcから独立に選択される1、2、または3個の置換基で置換されており;この場合において、Rは、アミノ、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、およびヘテロシクリルからなる群から選択され;各Raは、水素、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、およびヘテロシクリルアルキルからなる群から独立に選択され;Rbは、水素、アルキル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリルであり;Rcは、アルキル、アリール、またはヘテロアリールであり、pは0、1、または2である)]、請求項1に記載の式(I)の化合物、またはその互変異性体、多形体、立体異性体、プロドラッグ、溶媒和物、もしくは薬学的に許容可能なその塩。
請求項4
Xが、ピラゾリル、イソオキサゾリル、フェニル、ピリジル、オキサゾリル、またはピリミジルである、請求項1に記載の式(I)の化合物、またはその互変異性体、多形体、立体異性体、プロドラッグ、溶媒和物、もしくは薬学的に許容可能なその塩
請求項5
Bが、アルキニレンである、請求項1に記載の式(I)の化合物、またはその互変異性体、多形体、立体異性体、プロドラッグ、溶媒和物、もしくは薬学的に許容可能なその塩。
請求項6
Bが、ヘテロシクリルまたはシクロアルキルである、請求項1に記載の式(I)の化合物、またはその互変異性体、多形体、立体異性体、プロドラッグ、溶媒和物、もしくは薬学的に許容可能なその塩。
請求項7
1,3-ジプロピル-8-[1-(3-p-トリル-プロパ-2-イン-1-イル)-1H-ピラゾール-4-イル]-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン、8-{1-[3-(3-フルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1, 3-ジメチル-3, 7-ジヒドロ-プリン-2, 6-ジオン;8-{1-[3-(4-フルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジメチル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-[3-(4-フルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-[3-(4-メトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジメチル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-[3-(4-メトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-[3-(2,4-Diフルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-[3-(3-トリフルオロメトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-[3-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-[3-(4-トリフルオロメチル-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジメチル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;4-{3-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-プロパ-1-イン-1-イル}-安息香酸エチルエステル;3-{3-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-プロパ-1-イン-1-イル}-安息香酸エチルエステル;3-{3-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-プロパ-1-イン-1-イル}-ベンゾニトリル;8-{1-[3-(3-メトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;2-{3-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-プロパ-1-イン-1-イル}-安息香酸メチルエステル;8-{1-[4-(4-フルオロ-フェニル)-ブタ-3-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-[4-(3-フルオロ-フェニル)-ブタ-3-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;1,3-ジプロピル-8-[1-(4-p-トリル-ブタ-3-イン-1-イル)-1H-ピラゾール-4-イル]-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;1,3-ジプロピル-8-{1-[4-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ブタ-3-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;3-{3-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-プロパ-1-イン-1-イル}-安息香酸;1,3-ジプロピル-8-{1-[3-(2-トリフルオロメチル-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;1,3-ジプロピル-8-[1-(3-m-トリル-プロパ-2-イン-1-イル)-1H-ピラゾール-4-イル]-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;3-エチル-1-プロピル-8-{1-[3-(3-トリフルオロメトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;3-エチル-1-プロピル-8-{1-[3-(4-トリフルオロメチル-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;3-エチル-1-プロピル-8-[1-(3-p-トリル-プロパ-2-イン-1-イル)-1H-ピラゾール-4-イル]-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;3-エチル-8-{1-[3-(3-フルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1-プロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;1,3-ジプロピル-8-{1-[3-(4-トリフルオロメチル-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;1,3-ジプロピル-8-{1-[3-(4-トリフルオロメトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;3-エチル-8-{1-[3-(4-フルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1-プロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;3-{3-[4-(3-エチル-2,6-ジオキソ-1-プロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-プロパ-1-イン-1-イル}-安息香酸;3-エチル-1-プロピル-8-[1-(3-m-トリル-プロパ-2-イン-1-イル)-1H-ピラゾール-4-イル]-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;3-エチル-8-{1-[3-(4-メトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1-プロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;3-エチル-1-プロピル-8-{1-[3-(4-トリフルオロメトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;3-エチル-8-{1-[3-(3-メトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1-プロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;4-{3-[4-(3-エチル-2,6-ジオキソ-1-プロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-プロパ-1-イン-1-イル}-安息香酸;4-{3-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-プロパ-1-イン-1-イル}-ベンゾニトリル;(3-{3-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-プロパ-1-イン-1-イル}-フェノキシ)-酢酸;8-{1-[3-(3-tert-ブチル-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;4-{3-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-プロパ-1-イン-1-イル}-安息香酸;(3-{3-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-プロパ-1-イン-1-イル}-フェニル)-酢酸;(4-{3-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-プロパ-1-イン-1-イル}-フェニル)-酢酸;8-{1-[3-(3-フルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;3-{3-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-プロパ-1-イン-1-イル}-N-イソプロピル-ベンズアミド;1,3-ジプロピル-8-(1-{3-[3-(ピロリジン-1-カルボニル)-フェニル]-プロパ-2-イン-1-イル}-1H-ピラゾール-4-イル)-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;3-{3-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-プロパ-1-イン-1-イル}-4-メチル-安息香酸;8-{1-[3-(3-クロロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;3-{3-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-プロパ-1-イン-1-イル}-4-メトキシ-安息香酸;5-{3-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-プロパ-1-イン-1-イル}-ピリジン-2-カルボン酸メチルエステル;1,3-ジプロピル-8-{3-[3-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-イソオキサゾール-5-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{3-[3-(2,4-Diフルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-イソオキサゾール-5-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{3-[3-(4-フルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-イソオキサゾール-5-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{3-[3-(3-フルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-イソオキサゾール-5-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;1,3-ジプロピル-8-{3-[3-(4-トリフルオロメチル-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-イソオキサゾール-5-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;1,3-ジプロピル-8-[3-(3-p-トリル-プロパ-2-イン-1-イルオキシ)-イソオキサゾール-5-イル]-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{3-[3-(3-tert-ブチル-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-イソオキサゾール-5-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;1,3-ジプロピル-8-{3-[3-(3-トリフルオロメトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-イソオキサゾール-5-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-メチル-5-[3-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-1H-ピラゾール-3-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-メチル-5-[3-(4-トリフルオロメトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-1H-ピラゾール-3-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{5-[3-(3-メトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;1,3-ジプロピル-8-{4-[3-(4-トリフルオロメトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-フェニル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;1,3-ジプロピル-8-[4-(3-p-トリル-プロパ-2-イン-1-イルオキシ)-フェニル]-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{4-[3-(3-フルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-フェニル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;3-{3-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-フェノキシ]-プロパ-1-イン-1-イル}-安息香酸エチルエステル;3-{3-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-フェノキシ]-プロパ-1-イン-1-イル}-安息香酸;1,3-ジプロピル-8-{4-[3-(4-トリフルオロメチル-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-フェニル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{4-[3-(4-フルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-フェニル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;1,3-ジプロピル-8-{4-[3-(3-トリフルオロメトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-フェニル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{4-[3-(3-メトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-フェニル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{6-[3-(4-フルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-ピリジン-3-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;1,3-ジプロピル-8-{3-[3-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-フェニル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;1,3-ジプロピル-8-{3-[3-(3-トリフルオロメトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-フェニル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{3-[3-(3-フルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-フェニル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;1,3-ジプロピル-8-{3-[3-(4-トリフルオロメチル-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イルオキシ]-フェニル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;1,3-ジプロピル-8-[3-(3-p-トリル-プロパ-2-イン-1-イルオキシ)-フェニル]-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-[4-(4-メチル-ピペラジン-1-イル)-ブタ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;1-{4-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-ブタ-2-イン-1-イル}-ピペリジンe-3-カルボン酸エチルエステル;1-{4-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-ブタ-2-イン-1-イル}-ピペリジンe-3-カルボン酸;8-(1-{4-[4-(4-クロロ-フェニル)-4-ヒドロキシ-ピペリジン-1-イル]-ブタ-2-イン-1-イル}-1H-ピラゾール-4-イル)-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;1,3-ジプロピル-8-(1-{4-[4-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ピペラジン-1-イル]-ブタ-2-イン-1-イル}-1H-ピラゾール-4-イル)-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;1,3-ジメチル-8-{1-[4-(4-メチル-ピペラジン-1-イル)-ブタ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;1-プロピル-8-[1-(3-p-トリル-プロパ-2-イン-1-イル)-1H-ピラゾール-4-イル]-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;1-プロピル-8-{1-[3-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;1-プロピル-8-{1-[3-(3-トリフルオロメトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-[3-(4-フルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1-プロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-[3-(3-フルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1-プロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;1-プロピル-8-{1-[3-(4-トリフルオロメチル-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;1-プロピル-8-{1-[3-(4-トリフルオロメトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;3-{3-[4-(2,6-ジオキソ-1-プロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-プロパ-1-イン-1-イル}-安息香酸;8-{1-[3-(4-フルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-7-メチル-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;7-メチル-1,3-ジプロピル-8-{1-[3-(3-トリフルオロメトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;7-メチル-1,3-ジプロピル-8-[1-(3-p-トリル-プロパ-2-イン-1-イル)-1H-ピラゾール-4-イル]-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;7-メチル-8-{1-[4-(4-メチル-ピペラジン-1-イル)-ブタ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-[3-(3-フルオロ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}--メチル-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-[3-(3-メトキシ-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-7-メチル-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-[3-(3-tert-ブチル-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-7-メチル-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;(3-{3-[4-(7-メチル-2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-プロパ-1-イン-1-イル}-フェノキシ)-酢酸;8-{1-[3-(3-ヒドロキシメチル-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;4-{3-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-プロパ-1-イン-1-イル}-ベンゼンスルホンアミド;3-{3-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-プロパ-1-イン-1-イル}-ベンズアミド;4-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ブチン酸-3 [5-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-2-メチル-2H-ピラゾール-3-イル]-アミド;4-(3-フルオロ-フェニル)-ブチン酸-3 [5-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-2-メチル-2H-ピラゾール-3-イル]-アミド;4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-N-[3-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-プロパ-2-イン-1-イル]-ベンズアミド;8-{1-[4-(3-フルオロ-フェニル)-2-ヒドロキシ-ブタ-3-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;2-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-4-(3-フルオロ-フェニル)-ブチン酸-3;2-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イル]-4-(3-フルオロ-フェニル)-ブチン酸-3 アミド;8-{1-[4-(4-フルオロ-フェニル)-4-ヒドロキシ-ブタ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-[4-(4-フルオロ-フェニル)-ブタ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-[3-(4-フルオロ-フェニル)-1,1-ジメチル-プロパ-2-イン-1-イル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;1,3-ジプロピル-8-{1-[(E)-3-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-allyl]-1H-ピラゾール-4-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;1,3-ジプロピル-8-{1-[(Z)-3-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-allyl]-1H-ピラゾール-4-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;1,3-ジメチル-6-[1-[3-(3-フルオロフェニル)プロパ-2-イン-1-イル]ピラゾール-4-イル]-5H-ピロロ[3,2-d]ピリミジン-2,4-ジオン;8-[1-[3-(3-フルオロフェニル)プロパ-2-イン-1-イル]ピラゾール-4-イル]-1,3-ジプロピル-7H-プリン-2,6-ジオン;8-[1-[4-(3-フルオロフェニル)-2-ヒドロキシ-ブタ-3-イン-1-イル]ピラゾール-4-イル]-1,3-ジプロピル-7H-プリン-2,6-ジオン;8-[1-[3-(4-フルオロフェニル)-1,1-ジメチル-プロパ-2-イン-1-イル]ピラゾール-4-イル]-1,3-ジプロピル-7H-プリン-2,6-ジオン;1,3-ジプロピル-8-{1-[2-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-シクロプロピルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-[2-(3-フルオロ-フェニル)-シクロプロピルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-[2-(4-フルオロ-フェニル)-シクロプロピルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;1,3-ジプロピル-8-{1-[2-(4-トリフルオロメチル-フェニル)-シクロプロピルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-[1-(4-イソプロピル-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-[1-(4-フルオロ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-[5-オキソ-1-(4-トリフルオロメトキシ-フェニル)-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-[5-オキソ-1-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-[1-(5-オキソ-1-p-トリル-ピロリジン-3-イルメチル)-1H-ピラゾール-4-イル]-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-[1-(5-オキソ-1-m-トリル-ピロリジン-3-イルメチル)-1H-ピラゾール-4-イル]-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-[5-オキソ-1-(3-トリフルオロメチル-ベンジル)-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-[1-(4-フルオロ-ベンジル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-[1-(3-フルオロ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-[1-(3-メトキシ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;3-エチル-8-{1-[1-(4-メトキシ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1-プロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;3-エチル-8-{1-[5-オキソ-1-(3-トリフルオロメチル-ベンジル)-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1-プロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-[1-(4-メトキシ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;4-{4-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イルメチル]-2-オキソ-ピロリジン-1-イル}-ベンゾニトリル;3-エチル-8-{1-[1-(4-フルオロ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1-プロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;3-エチル-8-{1-[1-(3-フルオロ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1-プロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;3-エチル-8-{1-[5-オキソ-1-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1-プロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-[5-オキソ-1-(3-トリフルオロメトキシ-フェニル)-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;3-エチル-8-{1-[5-オキソ-1-(3-トリフルオロメトキシ-フェニル)-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1-プロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;3-エチル-8-{1-[5-オキソ-1-(4-トリフルオロメチル-ベンジル)-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1-プロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-[1-(3-フルオロ-ベンジル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-[5-オキソ-1-(2-トリフルオロメチル-ベンジル)-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-[5-オキソ-1-(4-トリフルオロメトキシ-ベンジル)-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-[1-(4-メチル-ベンジル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;4-{4-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イルメチル]-2-オキソ-ピロリジン-1-イル}-安息香酸;8-{1-[1-(4-フルオロ-ベンジル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;3-{4-[4-(2,6-ジオキソ-1,3-ジプロピル-2,3,6,7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-ピラゾール-1-イルメチル]-2-オキソ-ピロリジン-1-イル}-ベンゾニトリル;8-{1-[5-オキソ-1-(4-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-[1-(2,4-Diフルオロ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-[1-(4-フルオロ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1-プロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-[1-(2-クロロ-4-フルオロ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-[1-(2-クロロ-4-トリフルオロメチル-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;3-エチル-8-{1-[5-オキソ-1-(4-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1-プロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-[2-オキソ-1-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-[1-(3-フルオロ-フェニル)-2-オキソ-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-[2-オキソ-1-(4-トリフルオロメトキシ-フェニル)-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;1,3-ジプロピル-8-{1-[1-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;1,3-ジプロピル-8-{1-[1-(4-トリフルオロメトキシ-フェニル)-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;1,3-ジプロピル-8-[1-(1-p-トリル-ピロリジン-3-イルメチル)-1H-ピラゾール-4-イル]-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-[1-(4-メトキシ-フェニル)-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-[1-(3-メトキシ-フェニル)-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;1,3-ジプロピル-8-{1-[1-(3-トリフルオロメチル-ベンジル)-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{4-[1-(4-フルオロフェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメトキシ]フェニル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロプリン-2,6-ジオン;1,3-ジプロピル-8-{4-[1-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イルオキシ]-フェニル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{3-[1-(4-フルオロ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメトキシ]-イソオキサゾール-5-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{4-[5-オキソ-1-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イルメトキシ]-フェニル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{4-[1-(4-フルオロ-フェニル)-ピロリジン-3-イルオキシ]-フェニル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{6-[5-オキソ-1-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イルメトキシ]-ピリジン-3-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{3-[1-(3-フルオロ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメトキシ]-イソオキサゾール-5-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{3-[5-オキソ-1-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イルメトキシ]-イソオキサゾール-5-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{6-[1-(3-フルオロ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメトキシ]-ピリジン-3-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{6-[1-(4-フルオロ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメトキシ]-ピリジン-3-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{4-[1-(3-フルオロ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメトキシ]-フェニル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{4-[1-(3-フルオロ-フェニル)-ピペリジン-4-イルオキシ]-フェニル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{6-[1-(3-フルオロ-フェニル)-ピペリジン-4-イルオキシ]-ピリジン-3-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{3-[1-(3-フルオロ-フェニル)-ピペリジン-4-イルオキシ]-イソオキサゾール-5-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{4-[1-(4-フルオロ-フェニル)-ピペリジン-4-イルオキシ]-フェニル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{3-[1-(4-フルオロ-フェニル)-ピペリジン-4-イルオキシ]-イソオキサゾール-5-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;1,3-ジプロピル-8-{4-[1-(4-トリフルオロメチル-フェニル)-ピペリジン-4-イルオキシ]-フェニル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;1,3-ジプロピル-8-{3-[1-(4-トリフルオロメチル-フェニル)-ピペリジン-4-イルオキシ]-イソオキサゾール-5-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{6-[1-(3-フルオロ-フェニル)-ピロリジン-3-イルオキシ]-ピリジン-3-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;1,3-ジプロピル-8-{6-[1-(4-トリフルオロメチル-フェニル)-ピペリジン-4-イルオキシ]-ピリジン-3-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{6-[1-(4-フルオロ-フェニル)-ピペリジン-4-イルオキシ]-ピリジン-3-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;1,3-ジプロピル-8-{6-[1-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ピペリジン-4-イルオキシ]-ピリジン-3-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;1,3-ジプロピル-8-{6-[1-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イルオキシ]-ピリジン-3-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;1,3-ジプロピル-8-{4-[1-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ピペリジン-4-イルオキシ]-フェニル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;1,3-ジプロピル-8-{3-[1-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ピペリジン-4-イルオキシ]-イソオキサゾール-5-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;1,3-ジプロピル-8-{6-[1-(4-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イルオキシ]-ピリジン-3-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{6-[1-(4-フルオロ-フェニル)-ピロリジン-3-イルオキシ]-ピリジン-3-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{6-[5-オキソ-1-(4-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イルメトキシ]-ピリジン-3-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{3-[5-オキソ-1-(4-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イルメトキシ]-イソオキサゾール-5-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{4-[5-オキソ-1-(4-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イルメトキシ]-フェニル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;1,3-ジプロピル-8-{4-[1-(4-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イルオキシ]-フェニル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;1,3-ジプロピル-8-{3-[1-(4-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イルオキシ]-イソオキサゾール-5-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{3-[1-(3-フルオロ-フェニル)-ピロリジン-3-イルオキシ]-イソオキサゾール-5-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{3-[1-(4-フルオロ-フェニル)-ピロリジン-3-イルオキシ]-イソオキサゾール-5-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;1,3-ジプロピル-8-{3-[1-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イルオキシ]-イソオキサゾール-5-イル}-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{4-[1-(3-フルオロ-フェニル)-ピロリジン-3-イルオキシ]-フェニル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{3-[1-(2,4-Diフルオロ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメトキシ]-イソオキサゾール-5-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{5-[1-(3-フルオロ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメトキシ]-1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-メチル-5-[5-オキソ-1-(4-トリフルオロメチル-ベンジル)-ピロリジン-3-イルメトキシ]-1H-ピラゾール-3-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{5-[1-(4-メトキシ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメトキシ]-1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{5-[1-(4-フルオロ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメトキシ]-1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-メチル-5-[5-オキソ-1-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イルメトキシ]-1H-ピラゾール-3-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{5-[1-(3-メトキシ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメトキシ]-1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-(1-{2-[5-オキソ-1-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イル]-エチル}-1H-ピラゾール-4-イル)-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-(1-{1-[5-オキソ-1-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イル]-エチル}-1H-ピラゾール-4-イル)-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン; 8-(1-{2-オキソ-2-[5-オキソ-1-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イル]-エチル}-1H-ピラゾール-4-イル)-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-(1-{2-ヒドロキシ-2-[5-オキソ-1-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イル]-エチル}-1H-ピラゾール-4-イル)-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-[5-(4-フルオロ-ベンジル)-4,5-ジヒドロ-イソオキサゾール-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-(1-{2-オキソ-2-[4-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ピペラジン-1-イル]-エチル}-1H-ピラゾール-4-イル)-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-(1-{2-[4-(4-クロロ-フェニル)-4-ヒドロキシ-ピペリジン-1-イル]-2-オキソ-エチル}-1H-ピラゾール-4-イル)1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-(1-{2-[4-(2,4-Diフルオロ-フェニル)-ピペラジン-1-イル]-2-オキソ-エチル}-1H-ピラゾール-4-イル)-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-[2-オキソ-2-(4-p-トリル-ピペラジン-1-イル)-エチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-(1-{2-オキソ-2-[4-(4-トリフルオロメチル-フェニル)-ピペラジン-1-イル]-エチル}-1H-ピラゾール-4-イル)-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-(1-{2-[4-(3-クロロ-4-フルオロ-フェニル)-ピペラジン-1-イル]-2-オキソ-エチル}-1H-ピラゾール-4-イル)-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;3-エチル-8-(1-{2-オキソ-2-[4-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ピペラジン-1-イル]-エチル}-1H-ピラゾール-4-イル)-1-プロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-(1-{2-[4-(4-フルオロ-フェニル)-ピペリジン-1-イル]-2-オキソ-エチル}-1H-ピラゾール-4-イル)-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-(1-{2-[4-(3-フルオロ-フェニル)-ピペリジン-1-イル]-2-オキソ-エチル}-1H-ピラゾール-4-イル)-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;4-[4-(2, 6-ジオキソ-1, 3-ジプロピル-2, 3, 6, 7-テトラヒドロ-1H-プリン-8-イル)-フェノキシメチル]-1-(3-トリフルオロメチル-ベンジル)-ピロリジン-2-カルボン酸;3-(2-アミノ-エチル)-8-{1-[5-オキソ-1-(3-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1-プロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-[1-(4-イソプロピル-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-7-メチル-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;7-メチル-8-{1-[5-オキソ-1-(4-トリフルオロメチル-ベンジル)-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{1-[1-(3-フルオロ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-7-メチル-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;7-メチル-8-{1-[5-オキソ-1-(2-トリフルオロメチル-ベンジル)-ピロリジン-3-イルメチル]-1H-ピラゾール-4-イル}-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{6-[1-(3-フルオロ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメトキシ]-ピリジン-3-イル}-7-メチル-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{6-[1-(4-フルオロ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメトキシ]-ピリジン-3-イル}-7-メチル-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;8-{4-[1-(4-フルオロ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメトキシ]-フェニル}-7-メチル-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオン;および8-{4-[1-(3-フルオロ-フェニル)-5-オキソ-ピロリジン-3-イルメトキシ]-フェニル}-7-メチル-1,3-ジプロピル-3,7-ジヒドロ-プリン-2,6-ジオンからなる群から選択される、請求項1に記載の式(I)の化合物、またはその互変異性体、多形体、立体異性体、プロドラッグ、溶媒和物、もしくは薬学的に許容可能なその塩。
請求項8
A2Bレセプターの拮抗作用によって改善される病気または疾患を治療するための、請求項1〜7のいずれか一項に記載の式(I)の化合物、またはその互変異性体、多形体、立体異性体、プロドラッグ、溶媒和物、もしくは薬学的に許容可能なその塩。
請求項9
アデノシンA1およびA2Bのアンタゴニスト、アデノシンA2BおよびA3のアンタゴニスト、またはアデノシンA1、A2BおよびA3のアンタゴニストであり、これにより相加効果および/または相乗効果によって二重または多重のアンタゴニスト活性をもたらす、請求項1〜7のいずれか一項に記載の式(I)の化合物、またはその互変異性体、多形体、立体異性体、プロドラッグ、溶媒和物、もしくは薬学的に許容可能なその塩。
請求項10
喘息、慢性閉塞性肺疾患、血管形成、肺線維症、肺気腫、アレルギー性疾患、炎症、再かん流障害、心筋虚血、アテローム性動脈硬化症、高血圧、うっ血性心不全、網膜症、糖尿病、肥満、炎症性の胃腸系障害、および/または自己免疫疾患を治療するための、請求項1〜7のいずれか一項に記載の式(I)の化合物、またはその互変異性体、多形体、立体異性体、プロドラッグ、溶媒和物、もしくは薬学的に許容可能なその塩。
請求項11
A2Bレセプターの拮抗作用によって改善される病気または疾患を予防または治療する方法であって、治療を必要とする哺乳動物に、請求項1〜7のいずれか一項に記載の式(I)の化合物、またはその互変異性体、多形体、立体異性体、プロドラッグ、溶媒和物、もしくは薬学的に許容可能なその塩の治療的に有効な量を投与する工程を含む方法。
請求項12
哺乳動物におけるアデノシンA2Bのレセプター活性、アデノシンA1およびA2Bのレセプター活性、アデノシンA2BおよびA3のレセプター活性、またはアデノシンA2B、A1、およびA2Bのレセプター活性を調節する方法であって、治療を必要とする哺乳動物に、請求項1〜7のいずれか一項に記載の式(I)の化合物、またはその互変異性体、多形体、立体異性体、プロドラッグ、溶媒和物、もしくは薬学的に許容可能なその塩の治療的に有効な量を投与する工程を含む方法。
請求項13
活性成分として、請求項1〜7のいずれか一項に記載の式(I)の化合物、またはその互変異性体、多形体、立体異性体、プロドラッグ、溶媒和物、もしくは薬学的に許容可能なその塩の少なくとも1種を、薬学的に許容可能な担体または賦形剤と一緒に含む、医薬組成物。
請求項14
請求項1〜7のいずれか一項に記載の式(I)の化合物、またはその互変異性体、多形体、立体異性体、プロドラッグ、溶媒和物、もしくは薬学的に許容可能なその塩を、治療効果を有する薬剤1種以上と組み合わせて含む、医薬組成物。
請求項15
前記治療効果を有する薬剤が、抗炎症薬、抗糖尿病薬、血圧降下剤、または抗脂質代謝異常症薬から選択される、請求項14に記載の医薬組成物。
請求項16
前記治療効果を有する薬剤が、抗コリン作動薬、抗ムスカリン作用薬、ステロイド、LTB4(ロイコトリエンB4)アンタゴニスト、ドーパミン受容体アゴニスト、ホスホジエステラーゼ4インヒビター、ベータ-2アドレナリン作用性レセプターアゴニスト、インスリン、インスリンの誘導体および擬似体、インスリン分泌促進薬、インスリン分泌促進スルホニル尿素レセプターリガンド、チアゾリドン誘導体、グリコーゲンシンターゼキナーゼ-3インヒビター、ナトリウム依存性グルコースコトランスポーターインヒビター、グリコーゲンホスホリラーゼAインヒビター、ビグアナイド、アルファ-グルコシダーゼインヒビター、グルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)、GLP-1類似体およびGLP-1擬似体、ペルオキシソーム増殖活性化レセプターの作動薬、ジペプチジルペプチダーゼ-IVインヒビター、ステアロイル-CoAデサチュラーゼ-1インヒビター、ジアシルグリセロール-アシルトランスフェラーゼ1および2インヒビター、アセチル-CoAカルボキシラーゼ2インヒビター、進行性グリケーション最終産物受容体の遮断薬、ループ利尿薬、アンジオテンシン変換酵素インヒビター、ジゴキシンなどのNaK-ATPアーゼメンブランポンプのインヒビター、中性エンドペプチダーゼ(NEP)インヒビター、ACE/NEPインヒビター、アンジオテンシンIIアンタゴニスト、レニンインヒビター、β-アドレナリン作用性レセプター遮断薬、強心薬、カルシウムチャネル遮断薬、アルドステロンレセプターアンタゴニスト、アルドステロンシンターゼインヒビター、3-ヒドロキシ-3-メチル-グルタリルコエンザイムAリダクターゼインヒビター、コレステロールエステル転送タンパクインヒビターなどのHDLを増加させる化合物、スクアレンシンターゼインヒビター、ファルネソイドXレセプターおよび肝臓Xレセプターのリガンド、コレスチラミン、フィブラート、ニコチン酸、およびアスピリンから選択される、請求項14に記載の医薬組成物。
請求項17
請求項1〜7のいずれか一項に記載の式(I)の化合物、またはその互変異性体、多形体、立体異性体、プロドラッグ、溶媒和物、もしくは薬学的に許容可能なその塩の製造方法であって、式(II):のジアミンを、式(III):のカルボン酸と反応させて、式(IV):の化合物を得、これをR3−ハロゲンと反応させて式(I):の化合物を得ることを含む、製造方法。
請求項18
請求項1に記載の式(I)の化合物、またはその互変異性体、多形体、立体異性体、プロドラッグ、溶媒和物、もしくは薬学的に許容可能なその塩の製造方法であって、式(V):のニトロピリミジンジオンを、式(VI):のアルデヒドと反応させた後、還元的に環化させて式(VII):の化合物を得、これをR3−ハロゲンと反応させて式(I):の化合物を得ることを含む、製造方法。
請求項19
請求項1に記載の式(I)の化合物、またはその互変異性体、多形体、立体異性体、プロドラッグ、溶媒和物、もしくは薬学的に許容可能なその塩の製造方法であって、式(VIII):の化合物を、式(IX):の化合物と反応させて、式(I)の化合物を得ることを含む、製造方法。
請求項20
アデノシンレセプター介在性の病気の治療において使用するための、請求項1〜7のいずれか一項に記載の式(I)の化合物。
請求項21
アデノシンレセプター介在性の病気を治療するための、請求項1〜7のいずれか一項に記載の式(I)の化合物の使用。
請求項22
喘息、慢性閉塞性肺疾患、血管形成、肺線維症、肺気腫、アレルギー性疾患、炎症、再かん流障害、心筋虚血、アテローム性動脈硬化症、高血圧、うっ血性心不全、網膜症、糖尿病、肥満、炎症性の胃腸系障害、および/または自己免疫疾患を治療するための、請求項1〜7のいずれか一項に記載の式(I)の化合物の使用。
請求項23
アデノシンレセプターによって調節される病気の治療に有用な医薬品の製造における、請求項1〜7のいずれか一項に記載の式(I)の化合物の使用。
請求項24
喘息、慢性閉塞性肺疾患、血管形成、肺線維症、肺気腫、アレルギー性疾患、炎症、再かん流障害、心筋虚血、アテローム性動脈硬化症、高血圧、うっ血性心不全、網膜症、糖尿病、肥満、炎症性の胃腸系障害、および/または自己免疫疾患の治療に有用な医薬品の製造における、請求項1〜7のいずれか一項に記載の式(I)の化合物の使用。
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